午後の船で久米島へ渡る。
今日はメンバーが一人入れ替え。
一人は飛行機で帰っていき、
石垣と西表を経由して来た一人が加わった。
天気が悪いという予想に反して、晴れて暑かった。
渡嘉敷フェリーも欠航することなく出ていた様子だ。
久米島までは3時間15分の航海。けっこう遠いんだな。
日陰になっている甲板のベンチで
本読んだり、昼寝したりして過ごす。
船が着く時の船員さんたちの作業は、何度見ても楽しい。
17時15分に久米島の港に到着して、タクシーでキャンプ場へ。
キャンプ場の近くに商店はなさそうなので、
途中で買い物をしていく。
着いたら夕方なので早速夕飯。
ジューシー(沖縄風チャーハン)、
ゴーヤなど野菜とスパム炒め、
崎陽軒のシウマイ。
ここでのキャンプ場は、本島と少し派なれた奥武島という島にある。
本島とこの島は、橋でつながっているので
車や徒歩で渡れるのだが、
でも少し前までは、橋がなかったそうだ。
もらってきた久米島のパンフレットの中の旅館紹介の写真の中に、
面白い写真があった。
学ランを来た中学生くらいの子供達が、
竹馬で海を渡っている写真。
しばらくは、観光用のアクティビティかな
と思って見ていたのだけど、
よくよくその写真のキャプションを読んでみると
「橋が無かった時代は竹馬で通学していました。」
え!これは、実際の通学風景なのか。マジで?
途中で転んでしまったりしたらどうするんだろう?
さらっと掲載されていた写真だけど、面白すぎる。
さて今回のキャンプ場は、
新しい海洋深層水の温浴施設である
「バーデハウス久米島」なんていうお洒落施設に
併設されたキャンプ場で、
非常に整備されてキレイなところ。
ワイルドキャンプというより、家族向きなかんじ。
キレイなんだけど、前の人が置いていった台になりそうなものとか
使い古しの網とか、そういうものが落ちていないのが、少し不便。
でもまあ、初心者にはこういうトコロもいいかも。
って、今回初心者いないけど。
おなじみ全国で大規模に販売展開している「久米仙」と、
島外で販売していない、小さな工場で作られている「久米島」。
この島には、この対極的な2つの泡盛工場が存在している。
沖縄でもラー油ブームで商品が各種売られていた。
この「石垣ラー油」は、ナンプラーのような味で、
料理に入れたりすると味が勝ちすぎていまいちだったのだが、
沖縄の定番お菓子?の塩せんべいにつけて食べると
相性が良くて、抜群においしかった。
インドネシア的な味で、バリを思い出した。
これは今回のヒット料理(?)。
到着した日は、子供連れの団体が何組かいて大騒ぎであった。
そして、何故かテントサイトは、広場の丘の下の
谷のようなところにあるため、
広場でサッカーなどをしている子供のボールが
頻繁にテントの方へ飛んでくる。
火を使って料理している時でも容赦なく飛んでくるので
危なくて仕方が無い。
「気をつけてね!」
と何度注意しようが、そんなもの遊び盛りの子供が聞くはずもなく、
ボールやフリスビーの攻撃は夜中まで続いた。
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