へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

沖縄2010GW_11日目_栄町歓楽街

100508_0949朝9時50分に那覇の泊港に到着。

「フェリーだいとう」を降りると、
帰る道の方向に、
コンテナを積んで作られたアーチが立っていた。

コンテナ上陸に憧れて乗った「フェリーだいとう」。
最後にコンテナのアーチをくぐらせるなんて、
なかなか粋な演出。
涙が出そうだ。
良い船であった。フェリーだいとう。

さて。帰りの飛行機まであと3泊分残っているのだけど
島へ行くのはもう疲れてきたので、
残りは那覇で過ごすことにした。

ここからは都会生活に突入するとなると
ひとまず、何をおいても洗濯がしたくなり、
コインランドリーに行って、服を一気に洗濯。
11_001ひとまず昼ごはん。
久茂地の「お食事処 みかど」で

「ちゃんぽん」550円
でボリュームたっぷり。
野菜と肉を炒めたものを卵でとじたものがご飯にどかんと乗っかっている。
濃い目の味でおいしい。

食事の後、ホテルへチェックイン。
まずお風呂に入る。
髪も久々に洗えたので、気持ちが良い。
11_002夕方、飲みに出かける。
今回は安里という、モノレールで3駅分くらい離れたところにある
町に気になるお店があるので、そこへ飲みに行ってみることにした。
モノレールの1駅は短いので歩いても行けそうだったので、
歩いてみたら30分くらいで着いた。

半年前の桜坂に続き、
那覇のもう一つのディープスポット「栄町歓楽街」。

とはいえ、桜坂に比べると、飛び込みで小さな店に入るには妖し過ぎる町なので
お目当ては健全な有名店。
11_003目当てのお店「おでん東大」は、
「9時半頃開店」という、アバウトな表記の貼紙が
入り口に張ってあったので、その時間まで
もう一つ目をつけていたお店にて過ごすことにする。
11_004こちらもクチコミで評判の良かった「串焼き あだん」。

11_005カウンターに積まれた串の中から自分で選んで焼いてもらうシステム。
店員さんもきちんとした仕事っぷりで、とても美味しい。

店内にはジャズが流れていて、けっこう落ち着く雰囲気。
とはいえ静かすぎないし。
11_006泡盛は「与那国」にした。
一年前に与那国に訪問していながら、飲んでいなかった銘柄だ。
氷がバケツのような容器に入れられて、どかんと置かれる。

全種類の泡盛が取り揃えられているのではないか?
というようなくらいの種類豊富な泡盛が店内の壁を埋め尽くしている。
11_007思いのほか泡盛がなかなか進まない。
たった一合の泡盛がキツく感じて、水割りでも速度が遅い。
何でだ?弱くなったのか?
焼き鳥だからイマイチたくさん食べていないから?

などと思っていたけど、後で良く考えてみたら、
この時飲んだ「与那国」はもしかしたら60度の花酒だったのかもしれない。
そりゃあキツいわ。

このお店は店員さんも無駄話をせず、しっかり仕事をしているかんじで
さすが、串焼きの味も良い。
べらべら話がうるさくて料理への集中力を欠いている店よりも
個人的にはこういう店の方が落ち着くし、好きだ。
11_0089時半少し過ぎに「おでん東大」に行ってみたら
まだ開店していなかったので、
栄町市場を少し歩き回ってみる。
11_009屋台のようにして飲める店がいくつかあるようだ。
ここで飲むのも楽しそう。
11_0109時45分頃に行ったら開店していた。

11_011お目当ての「焼きてびち」が焼けるまで、
おでん盛りを食べて待つ。
熱々で、おいしい。

泡盛は、おなじみ「ザンクロ」。

半年前に桜坂で飲んだ時には、
全体的にどの店も、食事よりも接客重視というか、
料理はオマケ的なかんじで、
やたらと話をされたかんじで、料理の美味さの印象が薄い。
一方、こちらの「栄町歓楽街」の方は、
まだ2軒しか行ってないから何ともいえないけど、
無駄なお喋りはほとんど無く、料理への集中力が高くて、質も高い。
厨房ではママがテキパキと料理をこなし、
坊主の男の子も、テキパキと注文をとっていっている。

出てきたおでんも、熱々で、美味しかった。
11_012注文してから30分ほどかけて焼かれてやってくる「焼きてびち」。
カリカリの外側で中身がプリプリで、とても美味しい。
骨が半分くらい占めるので、大きく見えてもけっこう食べられる。

2軒しか行っていないので何ともいえないけど、
桜坂の店に比べて、食事レベルが高いと思う。きちんとおいしい。
11_013おなかもいっぱいで満足で夜の栄町を歩いて帰る。
夜がふけるにしたがって益々妖しい雰囲気を醸し出していく栄町。
スナックの前にはママさんが立っていたりして
その辺が、飲み中心の桜坂よりも妖しげな雰囲気。
11_014何といっても最大に妖しいのは「旅館」と看板の出ている店。
旅館といっても宿泊ができる旅館ではないらしい。

これまた妖しげな女の子が、ぼわーっと店の前に座っていて、
入り口の奥はピンク色の光で照らされているのだ。
こんな「旅館」がいくつもある。

座っている女の子もケバいとかではなくて、
なんというか、もわん、とした異空間的な雰囲気で
日本じゃない場所に来てしまったような感覚になる。

もともと沖縄は異国っぽい雰囲気が
いろいろなところで漂っているけれども
この街もそんな雰囲気の街であった。
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