大島2018_9月_1日目_犬連れキャンプデビュー

今週末はようやく伊豆大島へ行く。島に車を送ったもののその後、度重なる台風や強風によってなかなか行くことができなかったのだ。

送ったきりの車を使うという目的もありつつ、今回のメインイベントは何と言っても我が家の犬「りつりん」の島キャンプデビューだ。

東海汽船の大型船にはペットルームがあるものの、人間とは別れていないといけないし時間もかかるので、今回は時間も短く、足元に置いておけるジェット船で行くことにした。
連休で船の予約が埋り気味だったので13時半発の便を予約した。

初めて購入したペット券。
東京～大島は片道1,960円だった。ペットにも株主優待割引が効けばいいのに。

竹芝桟橋に到着してケージから出したら、りつりんは初めての場所と人の多さが怖いのか、ブルブルと震えていた。
乗船時間になったら、りつりんをケージに入れて船に乗り込んだ。
幸いケージが小さいので席の足元に置いておくことができた。
最初だけ「クーン」と鳴いたけど、足を近づけておいたら安心したのか諦めたのか、到着まで大人しく寝ていた。

大島の岡田港に到着したら、車を預かってもらっているM田さんが迎えに来てくれていたので、一緒に乗り込んでM田さんの家まで行く。M田さんは今年の春から大島の古民家を借りて、東京と大島を行き来して2拠点生活をしているのだ。

メイン通りを横道に入り込んだ奥にあるM田宅は、古民家といえどリノベーションしていて綺麗で、庭も綺麗に整備されていた。
車に乗ってトウシキキャンプ場にやってきた。

連休のせいかすでにテントがたくさん張られていて人が多いので、いつもの奥のキャンプ地ではなくて、手前の駐車場前にテントを張った。
キャンプ道具は一式、昔使っていたけどもう使っていない古い物を車に置きっぱなしにしておいた。
テントも何年もずっとしまいこんでいたままの物だったので、心配だったけど、ちょっとカビ臭いものの問題なく使うことができた。そして久々に広いテントを張ったけど、犬連れで来るなら広いテントの方が良いかも、とも思った。

折り畳みのテーブルは、キャンプ場に落ちていたものを拾った。ちょっとグラグラして心もとないけど、高さ的にはちょうど良い。
りつりん、初めてのキャンプ場。

野生の血が騒いだのか、芝生を走りまわったり、カナブンを捕まえたりと、元気にしていた。

りつりんの姿を見た人たちは「かわいー！」「ぬいぐるみみたーい！」と、大人気だったけど、一度に大勢がやってくるのが怖いらしく、逃げ回っていた。

しばらく、キャンプ場周辺を散歩させてみた。初めての場所で多少こわごわながらもちゃんと歩いた。

そして芝生の上で走らせた。私が走るとくっついてくるので、ダッシュで思い切り走らせてみると、しっかりとくっついてくる。元陸上部の私の足元にほぼピッタリくっついて走ってくるので、うちに来たばかりの1か月前と比べると相当足が速くなったなあという感じのダッシュ具合に成長している。
遅くやってきたので、早くも夕方。お腹が空いた。まずはりつりんにご飯をあげるけど、元々食が細い上に緊張もあるのか、ほんの少ししか食べないで、少し食べたらすぐに食事の用意をしているこっちにかまってきてしまう。もっと食に夢中になってくれるとその間に色々できて便利なんだけど、いまいち食よりも人間の方が気になってしまう甘えんぼ犬なのだ。まあそこがカワイイのだけれども。
人間のごはんは、おでん。出来合いのおでんに、厚揚げと大根とじゃがいもをプラスしてボリューミーに。
温めるだけなので、簡易キャンプ時にはおでんは良い。
おでんうどんが、これまた美味いのだ。満足。

食後、相方は夜釣りに行くと言うが、雨が降っていてりつりん連れていくのも面倒なので、私は残ってテントの中で酒飲んで待っていることにした。

24時間営業の自販機のお店へ行って焼酎を割る用の水とつまみを買ってきて、テントの中へ。
テントの中で犬見酒というのもなかなか良いかんじです。

じゃれついてくるりつりんに倒されそうなので、お酒類はテントのポケットへイン。
しかしすでに焼酎をこぼしている。
広いテントで良かったのは、犬用クレートをテント内に設置できたこと。いつものソロテントの時には置けないかもしれない。
焼酎を飲んでいるのではなくて、お水を飲んでいるところです。
一人遊びしてくれると、私も飲みやすい。