秋の4連休の今回のキャンプは、いつも行かない方面で西湖をチョイス。
といっても西湖は昔は何度かキャンプしに行っていた場所だ。

混みそうなので、先発組としてＮ雲家と共に連休前日の金曜日から前乗りすることにした。
相方は土曜日がゴルフのため土曜の夜から参加。
そしてＳ尾家であるが、なんと出発前日の夕方になってＳ尾さんが高熱が出たとかで急遽キャンセル。この時期の高熱なので様子見必須のようだ。しかしなんというタイミングで熱が出るのだ。

ということで、Ｎ雲家の3人と共に、私とりつりんは一緒に車に乗せてもらって先発隊として埼玉の我が家を8時半頃に出発した。

平日だから平気だと思ったけど、首都高に乗ってすぐに渋滞でなかなか都心から抜け出せず、ノロノロと進んだ。まあこれはレジャー渋滞ではなくてむしろ平日渋滞なのだが。
ナビが最初に示した、一見遠回りに見える圏央道を通るルートの方が結果早かったのかも。

とはいえ都心を抜けたら順調に進みだして、西湖近辺には11時過ぎには到着した。

以前はいつも「西湖湖畔キャンプ場」に泊っていたのだけど、今回はその隣のブログで良さそうだった「西湖自由キャンプ場」というところに泊まってみようということになっていたので、行ってみる。

行ってみてびっくり。平日なのになんと、すでにほぼ満席のようなのだ。
キャンプ場の敷地に入る前に鎖で封鎖されていて車は入れないようになっているので、その手前に車を停めて、Ｎ雲さんが一人様子を見に行った。

しばらくして戻ってきて
「2か所だけ場所が空いてるけど斜めだけどどうする？」
とのこと。
まあ多少斜めでも良かろうということになり、
再びＮ雲さんが手続きをしに管理棟へ入っていった。

そしてもう一度出てきて車を端の方に停め直してから再び管理棟に入っていったのだけど、なかなか出てこない。
何の説明を受けているのだか知らないけど、一向に出てこない。

そして相当時間が経ってやっと出てきたら、
「犬連れに相当うるさいみたいだけどどうする？」
と言う。

「犬はリードにつないで」というのはわかるとして、
「湖で泳がせないように」
「ボール投げはしないように」
「絶対に吠えないように。近所から苦情がくるから」
等々、物凄く色々な禁止事項を言ってきたそうなのだ。
だいたい、絶対に吠えないようになんて無理だ。

「あらかじめそんなに言うってことは、
その後も色々うるさそうだから、やめようか」
ということで意見が一致し、
この自由キャンプ場はやっぱりやめることにした。

Ｎ雲さんによると、
うるさいのは犬に関してだけでなく、
おばさんの説明する内容は多岐に及び、
「自転車に乗らないように」とか、
「焚火台の下には耐火シートを敷くように」とか、
謎の禁止事項がたくさんあって、
延々と様々な注意事項を言われていたのだそうだ。

最初に車を停め直しに戻ってきたのも、
その説明をするおばさんに
「これから30分ほど説明するので、車を端に避けて停めておいてください」
と言われたからなのだそうだ。

って、毎回30分間もいちいち全員に対して説明してるのだろうか？！
（口コミを見たところ、土日で車が行列ができる時でもいちいち各組20分くらいの説明をしているのでなかなか進まないらしい。大変だ・・。

なぜ「自由キャンプ場」という名前を付けてしまったのか不思議なくらい不自由キャンプ場であった。

ということで、いつもの「西湖湖畔キャンプ場」に行ってみた。
入口で「キャンプしたいんですけど」と告げると、
「張れるところあったら張ってください。」
と、さっきに比べてえらくあっさりと受け入れてくれた。
以前からゆるい対応で良かったイメージだけど、今でもそのままの対応であったのは嬉しい。

こちらのキャンプ場もすでにそこそこの数のテントが張られていたので
いいかんじの場所を探すのが少し苦労したけど、
使っていないステージの横に穴場のスペースがあったので、
あらかじめ確認した後、そこに張ることにした。

湖畔も眺めが良さそうではあったけど、
ステージ横の場所は日陰になるし風も通るので、快適。
結果、良い場所を確保できたと思う。

設営ができたら本日のメインイベント、
富士急ハイランドへ向かう。

一同車に乗り込み、キャンプ場からバックで車を出そうとしたところ、
衝撃と共に「ドン！」と大きい音がした。
真後ろの木にぶつかったようだ。

でも音のわりにはなぜか無傷に近いようなかんじ？だったので
そのまま出かけた。