蚊取り線香の成分

20160608

蚊取り線香が切れたので買いに行ったが、
改めてブランドによる金額差を認識する。

蚊取り線香といえば、の金鳥製のものは、
アース製のもの等と比べて倍くらいの値段がするのだ。

倍するほどの効き目の違いがあるのかどうか
または他の何かの違いがあるのかどうか。
イマイチわからないのだが、実際どうなんでしょうか。

なんとなく、パッケージのデザインが好きなので
割と金鳥のものを安い時に買うことが多かったのだけど、
今回はきちんと倍の価格差があったので、
「さすがに倍の効き目の差はなかろう」
と思って、結局、アース製の3色入り30巻き498円というのを買った。
同じ量の金鳥の3色入りのは980円だった。

それにしてもこの価格差は気になったので、
改めて調べてみると、
金鳥の蚊取り線香は日本製だけど、
アースの蚊取り線香はタイやマレーシアで作っているようなので
このあたりが価格差に反映しているということなのでしょう。

でもなんとなく、
タイやマレーシアの方が暑くて蚊がたくさんいそうなので
そっちの方で作られた蚊取り線香の方が効きそうな気もするようなしないような。

でも金鳥の会社名は
「大日本除虫菊株式会社」
というすごい名前なのである。

「除虫菊」がすなわち、殺虫効果がある植物のようで、
金鳥の蚊取り線香はこれを原料として、
殺虫作用のある「ピレスロイド」という成分を取り出しているようだ。

つまり金鳥は、
天然原料を使って、日本で作っていますよ、
っていう点がウリで、だから値段も高いようだ。

じゃあ他のメーカーでは除虫菊を使っているのかどうか？
はホームページにも書かれていなくて、全くわからないのだけれども、
特に原料が書かれていないところからすると
別の原料から有効成分を作っているのかもしれない。
よくよく見るとアース蚊取りの有効成分は
「アレスリン（ピレスロイド系）」と書いてあって、
これは化学合成物のようだ。

・・・気が付くと、随分一生懸命、
蚊取り線香について調べてしまったけど。

知ってみると、金鳥の蚊取り線香の方が、天然成分だけに
人体への害が少ないんじゃないかな？
という気がしてきた。

と思ったら、もっともっと天然成分のみの蚊取り線香もあるみたい。
赤ちゃんやペットがいる人には刺激が少なくて良い、とか書いてあるけど
別に普通の大人にとっても良いのではないか。
寝てる時とかに煙を吸い続けるのだから、
こういう体に優しいものの方がいいんだろうなー、
と思ったけど。

30巻で3,000円くらいする。高い！