へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

定義なき「中生」


居酒屋でもゴルフ場のレストランでも
深く考えずに「中生」を注文してしまっているが、
改めて考えると、認識している「中生」の量よりも
最近の中生の量は少ないのではないだろうかと思うのだ。

もちろん量は店によって違うのだけれども、
「店によって違う」ということをなんとなく容認していたけど、
平均としても、徐々に量が少なくなってきていて、
最近はもはや昔の「小生」くらいの量しか入っていないんじゃないの?
と思えるような「中生」が多いような気がする。

利益率を上げたいお店に対応してのことなのか、
色々なかさ増し対策をされているジョッキが増えてきている。
底のガラスがやたらと分厚い上げ底中ジョッキ。
そういうデザインなのだという風に見せかけて底にいくにしたがって細くすることにより量を減らす尻すぼみ中ジョッキ。
ジョッキを細くすることにより量を減らす極細中ジョッキ。(ガラスを厚くする隠れ極細タイプもあり)
そもそもそれを「中」と言っていいのか?という小ささの開き直り中ジョッキ。
そして「中」としか言ってないからと根拠のない大きさのグラスで出てくる、もはやジョッキでもない言い張り「生中」。

改めて書き出してみると、お店の苦労もさることながら、
年々いつの間にか生中の中身が減っていたことに気が付く。
恐らく昨今の「生中」は、平均体感、300mlくらいしか実質入っていないのではなかろうか。

そして今の「大生」は昔の「中生」くらいしか入っていないようななさけないかんじの「大」だけど、
昔の「大生」は、本当に「大!」という感じの量が入っていたのだ。
片手で持ち上げると重くてプルプルするような重量感。
ああ、なんだかあの本当の「大生」が飲みたくなってきたなあ。

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