へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

八丈島キャンプ2017GW_5日目_サバでも嬉しい&ずぶ濡れのターフ下


今日は曇り空。そして寒い。

当初の天気予報は連日晴れのはずだったのだが、
今回初参加のK田さんは、旅行などに行ってテンションが上がると
必ず雨が降ってしまうほどの強力な雨男だそうなのだが。
その能力が今回のキャンプでも発揮されてしまいつつある様子。

今日は日が昇っても寒くて、
とても泳く気持ちにはなれない。。
ご飯を5合炊いて、スパム入りおにぎりをたくさん作った。
これがお昼ご飯。

今日は、バス乗り放題&温泉入り放題の券「BUSUPA」を
S尾さんとKカさんとKホリさんに渡して、子供達と共に
昨日のうちらの行ったルートでバスで温泉に行ってもらった。

そして私と相方、N雲さん、K田さんは車に乗って
洞輪沢温泉へ行くことにした。
洞輪沢港。魚影は見えない。

相変わらずやっぱり温泉は気持ち良かった。

温泉の帰りに近くで泳げそうなところを視察していく。

地図によると「旧南国ホテル下」という場所に
泳げるマークがついているので、行ってみる。
特に表示も無く、急坂の小道をずっと降りていくので
ホントにここで良いのか?と不安になるような道を抜けたところに
岩に囲まれて泳げそうな場所があった。
しかしかなり浅い。
子供なら安全でいいかもだけど、
大人が泳げるほど深くないし、魚の姿も見えない。

試しに足だけ入ってみたら、それほど冷たくはない。
しばらく入っていても大丈夫なので
泳ごうと思えば泳げそうだ。
よし。明日は泳ぐことにするぞ。
キャンプ場に戻ると、
KカさんとKホリさんが明日葉をたくさん摘んできていて、
私に本物の明日葉かどうかのジャッジを求めてきた。
「ほら、茎の中も黄色い!」
と、私が教えた判断基準に沿って集めてきたらしい。

しかし八丈島にたくさん生えている明日葉もどきに
だまされまくって疑心暗鬼になっている私は、
「うーん、ちょっと葉っぱが長すぎるかも。。
明日葉じゃないね。」
と、ジャッジしたので、残念ながら摘んできた葉っぱは
その辺に投げ捨てられてしまったのでした。

その後、個人的に生えているところを知っているところへ、
「本物の」明日葉を摘みに行ってみる。

改めてみると、、さっきのはやっぱり明日葉だったかも??
だんだん自信がなくなってくる。
もう見た目で判断できる自信がないので、
葉っぱをちぎって食べてみる。

・・うーん。やっぱり、これも、さっきのも
明日葉だ!!

という結論になり、
キャンプ場に戻って、

「ごめんなさい、さっきのやっぱり明日葉だったかもしれない」
と言って、その辺に投げ捨てられていた明日葉を
拾い集めたのでした。

改めて明日葉かどうかの判断基準は、
「切った茎が黄色」
ならば大丈夫・・・かも!。
早めの軽い夕食に、
手羽元をホロホロにトマト缶で煮込んだスープを飲む。
パクチーが効いていて美味しいし
見た目にもカフェっぽくてお洒落だ。

そして、今夜のメインディッシュを確保しに、
相方とN雲さんと共に神港へ釣りに行く。

用意をしていると、クーラーボックスを抱えて戻っていく
若者たちがいたので「釣れましたか?」と聞くと
「サバがたくさん。まだ先のところで釣れていますよ」
と言ってクーラーボックスの中のサバを見せてくれた。

いつもなら「サバかあー・・。」と、
あまり嬉しくない外道扱いなのだが、
まだ食べられる魚が全然釣れていない今では
「何でもいいから食べられる魚を釣る!」が目標なので、
サビキの仕掛けを持って堤防の先端に行ってみる。

堤防の先端にはけっこう人がいた。
でもすでにそんなに釣れていないかも?
私もなかなか釣れないし、引きも無い。

しかし唯一、角に陣取っているおじさんだけが、
しばしばサバを釣り上げていた。

どういう仕掛けで釣ってるのかいまいちわからなかったけど
なんとなくタナを盗み見ながら自分のタナを調節してみる。

結局ここの先端では釣れず、
というか風が強くて寒いので、
手前の背中に風避けのある湾内エリアまで戻った。
こっちは風がなくて快適だ。

相方が少しアタリがあったと言っていたあたりに、
さっきのおじさんから盗み見たタナに設定したサビキを投入してみる。
すると、強い引きが。
これはサバだ!

引き上げてみると、やっぱりサバだった。
やったー。
なによりも「食料が調達できた!」という嬉しさだ。

これに引き続き、相方とN雲さんもその辺りとタナをせめていき、
サバを釣り上げていく。

釣れるようになると面白いものだ。
ふと気が付くと20時少し前になっている。
クーラーボックスを持ってきていないし、
氷も買った方がいいよな、、
と思ったので、車に乗って閉店直前の商店にかけこんで
氷を購入する。

そしてキャンプ場に行ってクーラーボックスを持ってきた。

「おなかすいたー」と待ちくたびれているみんなに
「サバが釣れたので、フライの用意をお願いします!」
と言って、港へ戻った。

戻ってから一度サバをキャンプ場に送り届けて、
21時頃に撤収した。
キャンプばの炊事場で、
サバをどんどん捌いてくれていた。
炊事場にいた海洋大学のお兄さんが潜って突いてきたという
ヒラマサの白子。
どっかーん、とでかい。

一切れいただいてみたけど、
クリーミーでなかなか美味しい!
海洋大学のお兄さん達からは、カンパチの刺身もいただいた。
切り身も大きいので、けっこう大きなカンパチだったんだろうな。

地磯に釣り人がいない時に潜って、
12メートルくらい潜ったところで捕ったと言っていた。
すげー。
大量のサバの切り身。
衣を付けて、油で揚げる。
やっぱり島のゴマサバはフライにするのが一番おいしい食べ方かも。

アヒージョにもしてみたけど、
油の中に入れたにも関わらずなぜか油分がなくパサパサで味が無かった。
トマトスープの残りでパスタ。

パスタは2キロあったけど、なかなか減らない。
明日葉は、何も付けずに素揚げにしてみる。
やぱり小麦粉をつけた方がいいかな。でも小麦粉が無いのだ。

夜が更けてくるにつれて、雨がポツポツと降り出してきたので
一同、ターフの真ん中に寄って雨をしのぐ。

が、このN雲家の年代物のターフが、
継ぎ目を補強したにも関わらず、水が漏れてくる。

雨が強くなってくると、もうターフの役割なんて果たさないほどに
雨漏りしてびしょ濡れになってきた。

こりゃ、もうダメだ。
ということで、炭とか絶対濡らしたくない物は
K田さんの広いテントの前室に避難させてもらって、
早々に各自のテントへ解散した。

八丈島キャンプ2017GW_6日目_八丈祭りと子供大食い大会

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