明るくなったら起きる。
夜のうちは雨風がすごかったけど、
朝になったら雨はあがっていた。風もそんなにない。
火を起こしていると、防災無線の放送が流れた。
「海上の状況が悪いため、本日朝の新島、式根島の大型船は
欠航になりました。」
なんと！
相方は、朝8時に式根島に到着する予定で大型船に乗船中なのだが、
到着できなくなったとのこと。
そんなに風も強くないんだけどなあ、、
と思ったけど、海を見てみるとけっこう波が立っていた。
防波堤にざっぱーんと波が打ち寄せている。
風と波の強さって即連動はしないものなのかも。
キャンプ場には今日到着予定の人たちの荷物も
たくさん届けられているが、
皆、島に上陸できずに船に乗ったままなのでしょう。
多分天気は回復傾向だと思うので、
うまくいけば神津から折り返しの上り便が11:25に到着予定なので
そこで上陸できるでしょう。
でも到着できなかったら、、
一日中船に乗ってるだけという可愛そうな結果に（笑）。
つくづく昨日、先のりして良かった。
とりあえず朝ごはんを食べる。
なんだか昨日の夜と同じ内容だけど。。
一人だと食事内容にバリエーションが出なくなってしまう。
時間もまだまだあって暇なので、
こんな時には温泉に入りに行きます。
温泉に入りながら海を眺めてみると
確かにいつもよりも波が高いかも。
でも陸上では風はほとんど吹いていなくて
日差しも出てきて良い天気なのでした。
干潮になると
キャンプ場目の前の海が岩に囲まれたタイドプールになる。
ここにも少し温泉が湧いているので、
潜ってみても寒くないのだ。
明日葉を摘んできた。
道端には明日葉はあまり生えていなくて、
「まいまいず井戸」に降りていって
その周辺でなんとか探し出した。
11:20頃、今度こそ船は着くのかなどうなのかな、と思っていたら、
港の方から「ボー」という汽笛が聞こえたので
やっと上陸できるのだとわかった。
しばらくしたら、相方が港からレンタカーを借りて、やってきた。
船も相当揺れたらしく、そんな船に長時間乗って
船酔いでヘトヘトのようだった。ご苦労様でした。
しかし私でもまだ到着しないという経験はしたことないので
（乗り越しはあるけど・・）
貴重な体験をしたともいえるでしょう。
お昼ご飯用にお米をしこんでから、
とりあえず温泉に行った。
こんな時には何度でも温泉だ。
炊き込みご飯を食べたいというので、
丸美屋の炊き込みご飯の素を買ってきて作った
五目炊き込みご飯。
これが、なかなか美味しい！
これだけでおかずも入っているし、
味が濃いからおかず感覚でも食べられるし。
焦げても美味しい、というか焦げた方が美味しい。
簡単に作れるし、これはキャンプ飯の定番にしても良いかも。
夕方から野伏港へ釣りに来てみる。
もう風もあまり吹いていない。
しばらく正面で釣っていたけど、
左手奥が開いたので、そちらへ移動した。
すぐに釣れたのはスズメダイ。
うーむ小さい。
こんな赤い魚も釣れた。
美味しそうではあるが、小さいのだ。
多分「ナミマツカサ」という魚。食味は不明のようだ。
初めてみる魚だけど
これは図鑑で調べてもわからなかった。新種？！
ともかくも、小さい魚しか釣れなくてリリースしかしていない。
このままではお土産がなくなってしまう・・。
と懸念していたのだけれども、
19時前頃に、何かあまり引かない大物がかかったかな、、
と思ったら、エビが釣れていた。けっこう大きい！
21時くらいに一旦撤収して、キャンプ場に戻る。
夕食はタラコパスタ。
大量に出来上がってしまってお腹いっぱい。
せっかく車もあるので、
夜中の地鉈温泉へ行ってみた。
きっと誰もいないだろうという予想通り、誰もいない。
一応照明はあるとはいえほぼ真っ暗。
満月の下、岩の間に沸く温泉へ。
干潮だったので手前の方のお湯は熱すぎて入れないので
海沿いのところまで行くとようやく適温になった。
満月の月の光に照らされながら入る海の自然温泉。
満月浴、ってかんじでリラクゼーション効果が高そうだ。
ものすごく気持ちが良い。贅沢な入浴時間。
ずーっと入っていたい。
空気は寒いのだけど、
出た後も保温効果が続いていた。
温まってさっぱりとしたところで、チューハイを一杯飲んで眠る。
寝たのは22時半頃だけど、隣の集団は夜中までずっとうるさくて
0時頃に「温泉に行こう」という声が聞こえてからようやく静かになって
そこからようやく熟睡できた。
が、起床予定時間は1時なのだ！
式根島2017年10月＿3日め＿夜釣り＆帰り間際の釣りの収穫
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