へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

四国漫遊記2018_8日目_最後に大慌て駆け込みフェリー乗船


久々にクーラーの効いた部屋でベットの上で寝てよく眠れた。
7時にロビーで待ち合わせてチェックアウト。撤収が無いので楽だー。
S尾さんは早起きしてアーケードの定食屋で500円の朝食を食べてきたらしい。相変わらず夜は早いけど朝の行動は早いな。

今日、乗るフェリーは11時半に徳島港発。その前に徳島ラーメンを食べていきたいのだけれども、ほとんどの店が11時開店。なんとか早くて10時半開店の店でフェリー乗り場に比較的近い店を探して、そこを目指す。

9時頃に徳島市街の目的の店の近くにやってきた。看板を見つけたけど「支那そば」と書かれているのが気になるところ。どっちにしろまだ開店していないので周囲を車に乗ったままウロウロする。

まずは船の中の食料と酒を買おうと、24時間営業のハローズがあったのでそこで買い出しをする。
船のレンジ調理でいけそうな美味しそうな冷凍食品を物色。
そしてビールと、チューハイを少し買おうと棚を見ていたら、面白い味のチューハイがたくさんあって、見ているうちに面白くなってきてしまって、これも飲んでみたい、あれも飲んでみたい、と大量に買ってしまった。

購入したレシートでくじを2回引けたので、私がくじ引きをしてみたところ、末席の缶ジュースと、4等のキッチンペーパーが当たった。キッチンペーパー、キャンプ中に欲しかったところだけど最後にかさばる荷物が増えてしまった。

さて、徳島ラーメンをどうするかであるが、「ゆめタウン」という施設内にある「ラーメン東大」という店だったら10時開店するそうだ。ただ、ゆめタウンは他の店に比べて港から少し離れている。それにフードコートの店ってのもどうかなー、と思ったけど。でもラーメン東大も一応何店舗かある人気店の様子。10時半開店の店に比べたら早く港に行くことができそうなので、ゆめタウンに行くことにした。
ゆめタウン自体は9時半から開いているので、中に入ってフードコートの一番奥にあったラーメン東大が開店するのを待った。

まだ店員さんも出勤してきておらず、券売機もスタンバイ状態の画面だったところを起動して券を購入して待つ。
そして店員さんが出勤してきて、10時直前から全員でカウンターに押し寄せて、10時になると同時に券を差し出した。

開店と同時にやってくる想定はしていなかったのか、これから準備開始というかんじの店員さんたちだけど、我ら4人はずらっと並んで「早く!」と待ちわびる状態。あまりにもプレッシャーをかけすぎたのか、店員さんに
「ラーメンを茹でるお湯がまだ沸いていないので、、しばらくお席でお待ちください」
と言われてしまった。
すごすごと席についたけど、S尾さんは「ワシらこの後フェリーに乗らんといけんよってのう」と、更に店員さんに圧力をかけていくことも忘れていなかった。

席に座って時計とにらめっこしつつ、じりじりと待つ。
「10時10分に出てきたら、5分で食べて、20分に出れば、港に10時40分くらいには着くかな・・。」
と計算しつつ、完食目標時間を算出。
10時10分、ようやくラーメンが完成し、呼び出しが!
徳島ラーメンはご飯のおかずにもするようで小さめなのだけど、時間が無いので4人ともデフォルトの小さめを注文していた。
甘い味を想像していたけど実は甘くなくて濃いめの醤油味だった。
卵は入れ放題で、卵を入れるとマイルドになる。でも2個入れたのになぜか入れて混ぜているうちに卵の味がなくなってしまうのが不思議だ。

目標どおり5分で平らげて、早々に引き上げて車に乗ってフェリー乗り場の港を目指す。

乗り場の住所がうまくカーナビに入らない。昔はなかった住所なのか?。
そのうち、カーナビ内にあった「東九フェリー乗り場」の施設名を探しだしたので、そこを登録してナビに従って走っていった。カーナビに映し出されていた住所が、東九フェリーのサイトに書かれている乗り場の住所と少し異なっていたのでホントかな?と思ったのだけれども、「東九フェリー」と書いてあったというので、まあ信じようと。その時受け入れてしまったのであるが。

フェリー乗り場までは何度か橋を渡っていく、近そうで少々遠回りが必要な海辺らしい場所を走っていった。

カーナビの表示では、もうすぐ港に着きそうなかんじの頃、私の手元のiPhoneで表示させていたgoogl mapとは、なんだか場所が少し違うところに向かっているような気がすることに気が付いた。
そういえば、東九フェリーのサイトに、徳島の乗り場が移転したようなことが書いてあったことを思い出した。
っていうか、カーナビで向かっている場所はgoogl mapを見ると「オーシャン東九フェリー徳島旧ターミナル」って書いてある。これ、「旧」のターミナルだ!
カーナビの情報が古かったので旧ターミナルだけ表示されてしまったのだった。ここにきて何というトラップ。

「これもしかして古いターミナルに向かってるかも!!。新しいのは対岸の方だ!」
ということで、googl mapに従って新しいターミナルを目指し直す。

新しい乗り場は海を挟んですぐ前で直線距離は近いのだが、橋を4つくらい渡っていく必要があるため、ぐるっと遠回りしていかなければならない。この時点ですでに10時50分頃。googl mapによると新ターミナルまでは15分かかると出ている!!。
近そうで遠い、新・旧フェリーターミナル。

そしてこの道のりが、近づくと意外にわかりにくくて細い道に迷いこんでしまったりして、困難を極める。
まさかここに来て乗れない疑惑が・・。

迷い迷いウロウロした挙句、「東九フェリーターミナル」の標識も発見し、なんとかラスト直線5分走れば到着するはず!というところで、携帯が鳴る。

「東九フェリーですけど、今、どこにいらっしゃいますか?!」
「すみません!。向かってるところで、あと5分で着きます!」
「今、何が見えますか?」
「えーと、、(特に目立つものも無いなあ・・)あと5分で着きますので。」
「何が見えるか、言ってください!」
「ええと、、、あ、ケーズ電気が見えます」
「ケーズ電気ですね。ちなみにお車は何色ですか?」
「白です!」
「白ですね。ではお気をつけていらしてください。」

見える物と車の色を言ったところでやっと許してもらえた。
時計は11時を過ぎたところだ。出航まであと30分なので、ホントにちゃんと間に合うように来てるのか?と疑わしかったのかもしれない。
まあ、港には出航時刻の1時間前まで(繁忙期は1時間30分前まで)にお越しくださいと書いてあるのに、1時間半前にはまだラーメン食べてなかったくらいだったからな。

その後、もう一本電話が
「東九フェリーですけど、今、どこにいらっしゃいますか?!」
「すみません!」
以下同文

復路の船の予約は4人分一気に取ることができなかったので、キャンセルが出たところでちまちま拾って予約をしていたせいで、予約を3つに分けてしまっていたのだ。やばい。このままじゃもう一本電話がきてしまう。と思ったけど、S尾家が同じ苗字だったところから一緒だと判断してくれたので電話は2本で済んだ。

それにしてもこれは、さっきラーメン東大で早くしろと圧力をかけた報いでしょうか。
11時10分頃、ようやくフェリー乗り場に到着!
おじさんが待ち構えている。白い我らの車を見てすぐに「こっち!」と誘導する。

外の駐車場に車を停めて、まずはチェックインして!というので、受付へ。
復路割引の料金を計算してくれるのだが、予約が分かれているせいでいちいち計算しなおすのが面倒そうだ。遅れてきて手間かけさせてホントゴメンなさい・・!
チェックイン完了。さあ、船に乗り込む!
誘導のおじさんが「最後の一台ねー!」とトランシーバーで伝える。
そしてどこにいっても皆、この最後の一台を待ち構えている。
無事に乗船完了。
誘導されて船内へ向かう。
今日は行きの時より車が少ないかんじだ。

九州から乗ってきている人もいるので、すでにレストランなどのフリースペースには人がたくさんいた。ちょうどお昼時ということもあるけど。

乗船後はしばらく各自、ベッドで寝てしまった。
15時半頃「本州最南端の潮岬が見えます」というアナウンスが流れたので、起きて甲板に行ってみた。

その後お風呂に入って出てきたところで、他の皆が起きだして宴会用の席を確保してスタンバイし始めていたので、宴会を開始する。
今回の夕食はスーパーの冷凍食品シリーズ。最近の冷凍食品はかなりレベルが高くて美味しい。
プラスチックのワイングラスで一応パーティー気分。

甘いおもしろ系チューハイもたくさん買ったけど、たくさん飲んだ様子で朝になるとほとんど無かったみたい。
タコ焼きはちょっとしなっとなってたけど。
今回はキャンプ中にそんなにたくさん飲んでいないので持ってきたワインもまだ余っていた。船で飲み尽くしたけど。
シャウエッセンは熱湯に入れて3分ボイル。
汁なし担々麺。

この日もS尾さんは早々に寝てしまっており、3人で飲み続けていたのだけど。S尾家で生まれた犬の赤ちゃんの話題が中心になっていた。行く前に見せてもらった子犬。

私は、子供の頃は将来ムツゴロウ大国で働くのが夢で、しかも犬の係になりたいと思うほどに動物好きで特に犬好きなのだが。子供の頃に飼っていた愛犬ラッキーが死んでからは自分で飼うことはしていない。大人になったら特に世話する時間もないしこんなに出かけることが多いと犬なんて飼えないよなー、と、犬が好きという気持ちを封印してきたのであるが。

Sカさんに、トイプードルはそんなにお散歩は必要ないとか、お留守番は最長12時間はできるなどと聞いているうちに、もしかしたら飼えるかもしれないと思い始めたところ、押さえていた気持ちがムクムクと湧き上がってきてしまった。

そういえば、犬を飼ってもいないのに、犬の心理とかしつけに興味がとてもあって、最近も図書館で犬のしつけに関する本を借りて読んでいたのであった。飼ってもいないのに、犬のしつけの知識だけつけてどーするんだ、と我ながら思っていたのだけれども。

そして、別に犬には興味はないのかな?と思っていた相方もまんざらではない様子で、気が付くといつのまにか、子犬をもらって飼おうか!という話になっていた。

Sカさんは「今回の妊娠が最後にするから、これがラストチャンスだよー」と言う。こんな機会が無い限り、これ以降に犬を飼うタイミングは訪れないような気もするし。

甘いチューハイでもアルコール度数は結構高い。そんなのをたくさん飲んでいたので、寝た瞬間は覚えていないけど。

夢の中で、犬をもらうことになって、でもワクチンが済んでないからまだあげられないと言われてとてもがっかりしていた。

四国漫遊記2018_9日目_旅の最後の意外な結末
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1日目_「フェリーりつりん」でちょっとした船上パーティ
2日目_1_フェリーで過ごす優雅な朝とお昼
2日目_2_甫喜ヶ峰森林公園キャンプ場で高知の食材を食べる
3日目_1_高知観光。ひろめ市場、よさこい祭、桂浜
3日目_2_四万十ひろばキャンプ場へ頑張って辿り着く
4日目_1_今後の予定を変更し、香川でうどんを食す
4日目_2_金毘羅さん詣で後、峰山公園キャンプ場へ
5日目_1_高松カントリー倶楽部から瀬戸内海を眺める
5日目_2_花火大会はBGMで
6日目_1_瀬戸内海クルージングで釣れない釣り
6日目_2_四国健康村で3時間過ごす
7日目_1_坂出カントリークラブで長いラフに苦戦
7日目_2_高松でホテル泊&居酒屋に感動する夜
8日目_最後に大慌て駆け込みフェリー乗船
9日目_旅の最後の意外な結末
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