へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

大森_蔦八

OLYMPUS DIGITAL CAMERA縄暖簾の渋ーいお店。
酒飲み系の人の本によく登場するお店、というのがあるが、
大森というと、この「蔦八」がよく出てくるので、
近所に住む者としては、ずっと気になっていた。
でも渋すぎてなかなか入れなくて・・。
そしてついに、訪れることができたのでした!

お店に入るなり、なんだか地方に旅行に来たような気持ちになる。
何でだろう?不思議な、ゆったりとした、
都会というか俗世から離れたような雰囲気。

老夫婦が二人でやっている。
二人の人柄もよく、その雰囲気も、いい。
100825_1908コの字カウンターの中にはすごい大きい鍋がでん、と。
モツが煮られています。
隣には湯豆腐の鍋が。
100825_1910最初、注文がよくわからなかったのだけど。
「煮込み」700円
「煮込玉子入り」750円
「豆腐玉子入り」400円
「煮込豆腐」350円
と、順列組み合わさってるんだかないんだかの難解メニュー。
(値段、ちょっと違ってるかもしれませんが、こんなかんじ。)
書いてあることと、値段のバランスがなかなか把握できない。

ともかく全部が入っているの、と思って
ともかく煮込み玉子入りに、豆腐も入れて、と。

すると、豆腐はモツと一緒に鍋で煮込んでるのではなくて、
湯豆腐鍋から出てきた、お湯で煮た豆腐だった。
その上に、煮込んだモツをかけて出してくれた。

そうか、ここの「煮込豆腐」というのは湯豆腐のことで、
モツ煮の汁で煮込んだ豆腐というものは、ないのか。
と、一旦解釈するのであるが・・。
100825_1911注文は、これで管理するシステム。
良い店は、ツボがいっぱいありすぎ大変!
100825_1908お燗酒の機械。

100825_1925清酒。
写真だと大きさが伝わらなくて残念なのですが、
目玉親父が入れそうな、大きなお猪口なのです。
背の低い枡もめずらしい。
角がまるくなるほど年期が入っているのも、よい。
100825_1950さっき煮込みに入ってきた豆腐は、湯豆腐だったので、
今度は湯豆腐のみを食べようと「煮豆腐」を注文すると、
なぜか今度は、モツが煮られていた鍋の中から煮込まれた豆腐が出てきた!
なんだ。煮込んだ豆腐あったんじゃん。
うーむ、難しい・・。
100825_1928半分くらいかじっちゃった後の写真なので何ですが・・。
今年漬けたという梅を出してくれた。
ひとかじりしただけで、すごく酔うかんじがする。すごい。
これがお店で人気のようで、漬かる時期になるとみんな狙ってるんだとか。
11年ものの梅酒とか、たくさんお店の端で漬けてあった。

それにしても、なんかものすごくいい雰囲気のお店だった。
最近行ったお店で一番のヒットかもしれないというほどに気に入った。
良いお店だ。
また行こう。


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