へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

三宅島2015年12月_釣れない釣り納め

2_003
朝5時に到着したのは三池港だった。
三池港に来るのは初めてで勝手がわからないし、どうしよう。。
そして真っ暗で様子もよくわからないし、
そして風が強いかんじ。。

迷ったけど、慣れているしお店とかもある錆ヶ浜に行こう、
と早朝バスに乗り込んだ。
2_001錆ヶ浜で降りてみたけど、真っ暗。
そして人も誰もいない、、。

そして堤防への道はゲートが閉められていて、入れない。
朝だと閉まってるのかな?
というか、堤防の方を見てみると、波がざっぱんざっぱんと打ち寄せていて
堤防にいると危険そうなかんじ。
あれじゃあそもそも堤防で釣りはできなさそうだ。

待ち合い所の建物も電気がついていなくて真っ暗だったけど
入ることはできたので、真っ暗な中をうろつきながら
朝食にもってきたパンを食べた。

日が昇るのは6次半くらいだし、、
ともかく何とかしないと、、。

建物の中から覗いてみると、錆ヶ浜港の横に、小さな漁港があって
そこは堤防に囲まれているので波は大丈夫そうだ。
とりあえずそこで釣ってみよう。
2_002まわりは風が強いけど、
ここは囲まれているので大丈夫だ。

またすぐに移動することも考慮に入れて、
簡単にブリクラの仕掛けを入れてみる。

すると、仕掛けを入れたと同時にすぐに大きい当たりが。
えー?!もう?!
しかも大きい!!

心の準備ができていないうちにかかってしまったので
焦って糸がこんがらがってしまった。
リールが巻けない状態。。
仕方が無いので糸を手に持って引き上げてみる。

幸い、あまり暴れる魚ではない。。
あれ?このグー、グーいう鳴き声はもしや。
2_003ハリセンボンだったー。
正確には「イシガキフグ」の方。

ハリセンボンといえどもこんな所でいきなり大物がかかったので
やっぱり三宅島はポテンシャルが高いわー!
と思ったのだが。

後になって思えば、このリリースしてしまったハリセンボンは
取っておくべきだったのだ。。
2_004釣りをしているうちに明るくなってきた。
あたりにいるのは、漁船で帰ってきた漁師さんとかぐらい。
釣り人はいない。。寂しい。
2_005改めて錆ヶ浜港のゲートを見に行ってみたけど
やっぱり閉まったまま。
そして波は高くて危険そうだ。

バスの時間を調べると、8時に元の三池方面へ行くバスが出るようなので
それに乗って移動しようと思う。
この風だと、囲まれた場所が良いと思うので、
前にも釣った坪田漁港がいいかな。
2_006バスの時間まで引き続き釣りをしたけど
キタマクラしか釣れなかった。。

8時にホテル海楽前のバス停からバスに乗る。
先払いなので「坪田」と告げて料金を払って乗る。

坪田のバス停に着いたところ、
「お客さん、釣りですか?」と聞かれた。
「はい。」
「坪田漁港、ここから相当下に降りますよ」
「そうですよねえー。」
「降りて、またバスの時間に上がってくると、大変だしけっこう遠いのであんまり時間が無いかも。三池港とかの方がバス停から近いしいいんじゃないかな。」
「そうですか?!。三池港は波大丈夫ですかね。」
「船が着く港の方は比較的波が少ないから。波がある日は場所によって違うから、船が着いた港でそのまま釣りするのが一番いいんじゃないかな。三池ならバス停から近いし、磯がいいならすぐ横に磯もあるし、船が出るギリギリまで釣っていられるから。錆ヶ浜港はここ四日間くらい波が高くてずっとゲートが閉じられてるからねー。」
「そっかー。じゃあ、やっぱり三池にします。」
と、追加のお金を払って、三池まで乗って行くことにした。

無駄な移動をして時間をロスしてしまったけど、
まあ、今回は勉強ということで。
2_007三池港に到着してみると、けっこう釣り人がいっぱいいた。
磯に行くつもりの人も波が高いのでここで釣ってたということかもしれない。

初めて来たけど、けっこう良いかんじの港だ。
景色も良いし。

底で釣ってみたけど、けっこうアタリはある。

そのうち、ぐぐっ!と大きい当たりが!
きたー!何だこれ。
しかし新たに買ったリールのドラグがゆるいのか、どんどん糸が出ていってしまうので
慌ててドラグを閉め直す。
うーん、大きいな。。何だろう?

と引いているうちに、ぷちん、と糸が切れてしまった!
ああー。
逃した魚は大きいが、本当に大きかったんだよ。。
2_008その後はぱっとしない。
ベラは大きめだったけど、ベラだけ持って帰ってもな。。
2_009初めて釣った謎の魚。
長い足みたいなのが二本ついている。
でも小さいしリリース。
2_010後はキタマクラとか。。

空は快晴で山もくっきりと見えて、
風景は良いかんじなんだけどねー。
持って帰れるような魚が釣れない。。

風があるせいなのか、周りの人たちもあまいり釣れていない様子だった。
電話で「今日は駄目だー。○○一匹だー。」と話しているおじさんがいた。

まあみんなも釣れていないならば。
しかしクーラーボックスを空で持って帰るのは、
悲しいなあ。。

最初に釣れたハリセンボンは、確保しておくべきだった。
アバサー汁にチャレンジできるし。
次回釣れたら持って帰ってみようかな。
2_011御蔵島も良く見えます。

今回は魚はあんまり釣れなかったけど、
この三池港はなかなか良い場所なので
リベンジでまたここで釣りをしたいと思う。

風の強い日はそうらしいのだけど
船は繰り上げ出航で13:15に出るという。
そして11時過ぎには東海汽船の人が回ってきて
「もう釣りは終了!」と言いにきた。
そしてみんな素直に従って堤防を出ていったので
私も撤収した。
エサもまだたくさん残っていたのだが。。
ちょっと不完全燃焼。

船の時間までまだ時間も余ってるし、諦めきれないので、
はじっこのテトラポットの隙間でブラクリ釣りをしてみたが、
釣れなかったー。

こんな冴えないかんじで今年の釣り納めは終了。
最後の刺身用の魚を持って帰れなかったのが無念。
でも来年頑張るぞ!
2_012橘丸がやってきたので、片付ける。
2_013東海汽船の船も乗り納めです。
今年はほんとにお世話になりました。
2_014月曜日発なのでさすがに超空いている。
部屋は一人だけで個室状態だった。
他の部屋も1グループ1部屋というような状態。
テレビもあるし快適。
まあ今日は船旅を満喫することにしましょう。
2_015レストランで昼食。
「橘オムライス」を名前だけで注文。

これが意外に美味しかった。
タンポポオムライス風の切れ目を入れた中がゆるふわのオムライス。
ケチャップライスも基本的なケチャップライス感だけど美味しい。
2_016窓際の席からは一応外の海が見えます。

時間もあるからシャワー浴びたりするつもりが
お酒を飲んでしまったら面倒くさくなって、
寝てしまった。。

19:20に竹芝に到着。
空のクーラーボックスを引きながら帰路についた。


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