へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

グリム童話的コインランドリー模様

洗濯した物が毎日たまっていくが
家の中に干しても乾かなくて、
家の中に濡れたままの洗濯物がどんどん干されていく。

今日は早起きついでに朝イチでコインランドリーに
この大量の洗濯物を乾かしに行った。

無人のコインランドリーなので24時間やってると思いきや、朝は6時から開店なのね。
到着したのは6時半だったが、すでに乾燥機が一台グルグルと回っていた。
うちも相当早いがもっと早い人もいたか!
でも今日は絶対に混むので、この行動は正しい。

乾燥機は6分100円の大きいのと、10分100円の小さいのがあったけど、
まだ余裕で空いていたので、小さい乾燥機2台に洗濯物を分けて入れ込んで、
それぞれ500円づつコインを投入した。

ということで50分ほど時間をつぶすべく
24時間営業の西友へ行って朝ごはんなどを調達したのち、
再び洗濯物を回収しにコインランドリーにやってきた。

7時半。コインランドリーには3人くらい人がいて、
すでに乾燥機待ちの状態ができ始めている。
乾燥機から洗濯物を取り出してみると、
一つの乾燥機に入れた洗濯物はホカホカでちゃんと乾いていたのだが、
もう片方に入れた洗濯物は冷たいままでまだしめっていたのだ。
なんてこと!
実はここで前にも一度こんなことがあったのだ。
単にグルグル回って冷風しか出てなかった雰囲気。
操作間違いというわけでもなさそうで、原因はよくわからないのだけれども。

相方と洗濯物を取り出しながら、
「何これ、全然乾いてない。」
「えー。ホントだ。マジかよー!温まってないじゃん!」
「こっちは大丈夫みたい」
「ホントだ。ホカホカだ。何が違うんだろう。。壊れてるのかな?」
などというやり取りを、
小さい乾燥機を次に使おうと待っていた青年は見ていたようだ。

我らが先にホカホカの乾燥機から洗濯物を取り出したところ、
そこでお店にやってきたおばさんが、その乾燥機に洗濯物を入れようとしたところに
青年は「あ自分、待ってたんで」
と言って、自分の洗濯物を入れたのだった。

そしてその後、我らが冷たいままの洗濯物を、乾燥機から出したところで、
おばさんはそっちに自分の持ってきた洗濯物を入れたのだった。

我らは、ここまで来て冷たいままの洗濯物を持って帰るのはしゃくなので、
人気がなくて空いていた大きい乾燥機に冷たい洗濯物を入れて、
500円分乾燥させることにした。

500円×5分で30分間。
移動するのも面倒なので、そのままの場所で待つ。

少し不安になったので、グルグル回っている乾燥機の蓋に手を当ててみたところ、
ちゃんと熱くなっている様子なので、安心した。

そして、おばさんが洗濯物を入れた、さっき我らの洗濯物を入れて冷たいままだった乾燥機も気になったので、
こっそり手を当ててみたところ、今度はちゃんと熱くなっていたので、
安心して時間が経過するのを待った。
(おばさんに警告してあげるべきだったかなあー。。とちょっと気になっていたので)
しかし同じ乾燥機なのに何でさっきは熱くならなかったんだろう・・。

そしてようやく30分が経過して、
ホカホカになった洗濯物を取り込んで、帰ろうとした頃、
先ほど、おばさんを制して自分の洗濯物を乾燥機に入れた青年も時間が終了したらしく
乾燥機から洗濯物を取り出していたのだが。

「何だこれ。全然乾いてない・・!」
とは口に出してはいなかったのだけど、
明らかに先ほどの我らの冷たいままの洗濯物と同じ状態であるような
戸惑いの表情と、行動をしていた。

青年が入れた乾燥機は、その前に我らの洗濯物を入れてちゃんと熱くなっていた乾燥機なのに。
あの時、おばさんを押しのけて自分の洗濯物を「熱くなる」乾燥機に入れたつもりなのに、
そしておばさんが入れた乾燥機が「冷たいまま」になる乾燥機のつもりだったのに、
今度は自分の乾燥機が冷たいままになってしまったという。
この皮肉のような状況はグリム童話か何かでしょうか。

そもそもコインランドリーでこんなロシアンルーレット状況の博打性は求めてないんですけど。
もっと淡々と乾かしたい。


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Comments & Trackbacks

  • コメント ( 2 )
  • トラックバック ( 0 )
  1. 思いがけない展開でした !笑!青年の言動が悲しい。こんな思いもう誰にもして欲しくない。

  2. ホントにこんな展開になるとは!
    一方、おばさんは何も目撃しないままホカホカの洗濯物を回収していったと思うので
    その裏にこんなドラマがあったとは思いもよらないでしょう。

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