今日はムカムカすることがあったのだけど、そこからゴルフの上達法を導き出せた気がする。

犬の散歩中、横断歩道を渡ったところでウンチをし始めてしまったので「こんな所で困ったなあ・・」と思いつつ、し始めたものをやめさせられないのでその場所でさせた後、片付けていたのだが。
片付けている最中、横に自転車が止まって、乗っていた男が
「この犬コワイ。この犬コワイ。」と何度も言っている。

小さい犬だしまだ赤ちゃんなので、ほとんどの人は犬を見て「かわいい」と声をかけてくるのが普通なので、「コワい」と言われるのは初めてなので最初は言われている意図がよくわからなかった。その「コワイ」と言っている男は子供のままの大人というか、年齢不詳だけど多分20代くらいだけど少し頭の足りないかんじの雰囲気の人だったので、子供っぽく「コワイ？」と聞きつつホントは興味があるのかなー？と解釈した。

「コワくないですよー」と言って顔を見上げてみると、その男は「この犬、コワイ。この犬、コワイ」とお化けでも見るような顔で犬を見つめていた。
そして「僕、犬嫌いなんだから、連れてこないでください！」と叫んだ。

なんだこりゃ。と思って、ウンチも片付け終わったので、犬を連れてさっさとその場を離れたのだが、後ろから「もう来ないでください！さよーならー！」と、ヒステリックに叫んでいる。こわー。

犬が嫌いな人もいるのは理解しているけど、わざわざ自分の方から近づいてきたんだろ！と、その後はムカムカしながら散歩していたのだが。

そういえば、犬のりつりんも、散歩中にコワいものを見つけると、何故か逃げるのではなく、そっちの方を見たまま動かなくなってしまうというところがあるのだ。りつりんのコワいと思われる対象は、主に気性の荒い犬とか、元気いっぱいの子供など。そんなものが後ろから近づいてきた場合、前に逃げれば良いのに、なぜかその対象を見て動かないのだ。結果、どんどんコワいものに近づいてしまうハメになるのだけれども。

まさに「コワいもの見たさ」というべきこの謎の行動は、生き物に共通する本能的な行動なのだろうか。本能だとしたらあんまり役に立たない方面の本能だと思うんだけど、そうしてそんな本能が備わっているんだろう？。

そういえばゴルフでも、「池がコワい」「バンカーがコワい」と思いながら打つと、全くそっちの方になんて打っていなくても、信じられないような変化球で「コワい」と思った方向に球が向かっていくということがよくある。

そうか。これを逆応用したのが「まんじゅうコワい」ということなのだな。
ゴルフの時には「カップの中に球が入ってしまうのがコワい！」と思いながら打つと上手くいくのかもしれない。