へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

八丈島2016年秋_1日目_島を探索

1_031
8時50分に底土港に到着。

レンタカー屋さんに迎えに来てもらって、
一度レンタカーのお店まで行って受付をする。
その足でヤマト運輸に寄って、ヤマト便で送っていた荷物を受け取って、
キャンプ場へ。
1_001まだ平日なので、キャンプ場も空いていた。
狙っていた場所がちょうど空いていたので、そこに張る。
1_002天気は曇り。
でも暑い!蒸し風呂みたい。
設営していたら汗だくになった。

設営したら車で出かける。
八丈島で車を借りるのは初めてなので、
今まで行ったことのないところまで足を伸ばしてみようと思う。

走ってみると、思ったよりも八丈島は広いなあー、と思う。
けっこう車を走らせていく。
しっかし借りた車はけっこうオンボロで、ガタガタ音がするし、
ハンドルはパワステじゃないのか?重い。
1_003そんな車で、キャンプ場から反対側までやってきtた中之郷地区で
山の方に登っていったところにある「えこあぐりまーと」に来てみた。

野菜とかでも買おうかなー、
と思っていたのだけど、野菜はそれほどたくさん置いていたわけではなくて。
1_004でも、奥にあった温室を見てみたら、
そこには私好みの熱帯植物がたくさんあって、大興奮!

でっかいバナナの木の前に並ぶのは、
いろんな種類のウツボカズラの鉢だ。
1_005前に私が飼っていた種類のウツボカヅラかな?
でもかなーり大きい。
1_006毒々しくて大きいウツボのものもある。
いいなあ。
1_007バナナもたわわに実っている。
うちのミニバナナもこんな風に実るんだろうか。
いつか自分の家の庭に大きなバナナを植えてこんなに実らせたい。
1_008こういう大胆な葉っぱも好み。
熱帯の植物のパンチがある感じの葉っぱって好きだなあ。
1_009ストレチアも、どびゃーっという感じに生えている。
うちのストレチアはなんだか全然育たないんだけど。。
1_010そしてなんと、ウツボカヅラの鉢が販売されていた!
一番小さいやつが600円。
大きくて迫力あるやつでも1900円で、本当はそっちも欲しいけど
でも持ち帰りを考えるとな、、中間の1000円のも赤くて色がきれいだし。

持ち帰り方などをいろいろ考えながら、しばらく悩んだあげく、
一番小さいのを買うことにした。かわいいいし。

レジのおばさんに持ち帰り方などを聞いていたら、
八丈島の人が買うんじゃなくて観光客が持って帰るのか?!
と少しびっくりしていた。
1_011購入したウツボカヅラは、水をたっぷりあげた方がいいので、
滞在中はキャンプ場で水をあげながら育てる。
1_012えこあぐりまーとよりもっと山の上の方には「八丈島地熱館」があるので、
ついでにそこも見に行ってみた。
東京電力がやっていて、地熱発電をしている横の展示施設のようだ。
その発電の仕組みなどを解説している、小さな施設。
さっきの熱帯植物も、この地熱の温度で育てているらしい。
1_013キーホルダーがもらえた。
展示の中の、何だかの圧力を試してみよう!みたいな展示の機械
(肝心な何の圧力だったか忘れてしまったが・・)
に、このキーホルダーをセットして圧力をかけると、
八丈島の二つの山がぽこっと浮き出る仕組みで、ちょっと面白い。
1_014更に車を走らせて、
一番はじっこにある集落、末吉地区の方に行ってみる。
洞沢漁港で釣りができないかなー、と思って見てみたけど、
湾の外ではできないぽかった。

海岸もあるらしいのだけど、いまいちどこなのかわからず。
1_015洞沢温泉という、源泉掛け流しの無料の温泉もあるのだが、
今は工事中らしく入れなかった。
「今年度中の再開をめざしてがんばります」
と張り紙してあったので、再開されたら是非入ってみたい。
1_016洞沢漁港から山側を見上げると、
垂直に近いような断崖絶壁なのであった。
1_017元来た道を戻って、「名古の展望台」を見てみる。

入ったところに建っていた小屋は
今は営業していないぽいんだけど。

その前になんと、蛇口付きの焼酎の樽が置かれている!
八丈島の焼酎「情け嶋」が入っている様子。
ご自由に飲んでいいみたい?!
車だけど、ちょっとなめるくらいならいいかな??
と、わくわくしながら蛇口を押してみたが

・・何も出てこなかった。

どうやら昔はこの展望台が有料だったらしくて、
その頃にはちゃんと焼酎が出ていて自由に飲めたらしい。
それもすごいな。
1_018一応、展望台にも登ってみましょう。

1_019さっき行ってきた洞沢漁港が見下ろせる。

1_020おなかが空いてきたんだけど、このあたりはあまり食堂がなさそう。

「八丈ストア ミニミニ店」を見つけたので、
そこでお昼ゴハンの弁当を調達。

もうちょっと、明日葉弁当とか何だか名産ぽいのがあるかな
と思ったけど、特に観光客向けの店というわけでもないぽくて
普通のお弁当だった。
1_021藍ヶ江漁港を覗いてみた。
堤防の先で釣りしている人がいた。
上には足湯もあって、これが意外と気持ちが良い。
1_022海へのエントリー階段のところに座って、
さっき買ったお弁当を食べた。
1_023藍ヶ江については椎名誠の「あやしい探検隊」にも名前が出てきていて印象深いところだ。
海が荒れるとものすごい波が攻め寄せてくるところらしく、
そのエピソードがすさまじい。

波風を防ぐための大きなコンクリートの防波堤が、
台風によってそっくりもっていかれてしまったとか、

もっと昔の台風の時には、
海からクルマくらいの大きな岩がびゅんびゅん飛んできたとか、

だから船は港に係留せず、
海面から100メートルくらい登った岬の上に係留しているのだ、とか。

そんなことが書かれていたので、
「藍ヶ江」と聞くとそのエピソードが思い出されて、
風がものすごいところなんだろうなあ、と思う。

実際、確かに「漁港」と言いながら、
船着き場には船が一艘も無いのであった。
1_024藍ヶ江から戻る坂を登っていったところに「裏見ヶ滝」がある。

「裏見ヶ滝温泉」には入ったことがあって、
そこから見える滝が裏見ヶ滝なのかと思っていたけど、
実は温泉の道を挟んだ向かいの森の中にあるということが今回わかったので、
ちゃんと本物を見に行くことにした。

裏見ヶ滝へ続く道の途中にある鳥居の先は、
ものすごく急な丸石の階段。すべりそう・・・。
1_025これが本物の裏見ヶ滝だ。

確かに、水が流れ出るところの岩の絶妙な角度によって、
滝の裏側が見えるように流れてきている。
1_026裏まで回ってみることもできる。

ちょっと変わった滝なので、見ておいてもいいかもしれない。
意外に「なるほどねー」と思う滝の流れ方を見ることができた。
1_027釣り場所の偵察として、
「南原千畳敷」を見に行ってみる。
まあ、観光スポットでもあるんだけど。

大昔に八丈富士が噴火した際に流れ出た溶岩が
海に流れ落ちてできた台地なのだそうだ。

平べったく溶岩の大地が広がっている。
向こうに見えるのは八丈小島で、眺めも良い。
1_028釣り座も安定してるし入りやすいので、
お手軽磯釣りとして良い場所かもしれない。
1_029南原千畳敷から戻ってきて、
底土港と真反対にある八重根港を見てみる。

立ち入り禁止と書かれていてゲートも閉まっているんだけど、
けっこう入り込んで釣りをしている人が多い。
釣れるってことかしら。
1_030さんざ色々見てきましたが、勇気も無いので
結局、慣れている底土港で釣りをすることにしました。
1_031しばらくすると、こんな長細いのが釣れるようになった。

サヨリかな、と思ってツイッターでつぶやいていたら、
八丈島のお食事処「通」さんから「そちらの魚はダツですよ」
と教えてもらった。

ダツって大きいよね?子供ってことかな。

釣果は、小魚のほか、このダツが3匹釣れたところで
エサもなくなって暗くなってきたので、18時頃に撤収した。

八丈島のお店が閉まるのは早いので、
まずは八丈ストアで買い物をしてから、温泉へ行く。
1_032写真は明るい時に撮ったものですが、
入りに行った頃には暗くなっていた。

水着着用の無料の温泉だけどちゃんとした作りだし、
熱帯植物の森に囲まれて気持ちが良い温泉。

あと一組しかいなくて、空いていた。

温泉の場所はキャンプ場から遠いのでちょっと迷ったけど、
やっぱり入りに行ってよかった。さっぱりした。
1_033キャンプ場に戻ったのは20時頃になってしまった。
お腹もペコペコだし、なんだか疲れた。

早速釣ってきたダツをさばく。
この時点ではまだ「サヨリ」だと思っていた。
1_034細いのでさばくのがめちゃくちゃ難しい!
1匹目はボロボロになってしまって大失敗。
1匹はなんとか切り身に。
1匹ななんとか皮までひいて刺身にした。

頑張った割には、身が少なっ!
1_035テン場の脇には屋根付きスペースがあるので、
今日はその中で宴会することにする。

もう疲れているので、椅子すら出す気力が無い。。

料理もあんまりちゃんとやる気力が無い。。
1_036少ないダツの切り身は
ニンニクとオリーブオイルで焼いてみたら
なかなかいける。

刺身の方も、味があって、むにゅむにゅしていて美味しい。

意外に本人に味がある魚だった。

しかし手間の割に取れる身が少なすぎるな。。
1_037月がまんまるで綺麗。
でも満月は明日で、
中秋の名月は昨日なのであった。
20160916


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