へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

喜界島_4日目_南国の自然

明日の早朝に喜界島を立つので、
この島で過ごすのも実質最終日だ。

今日は朝から強い雨が降っていたけど
短時間ざーっと降った後に、やんだ。

これが熱帯的な天気なのか、
毎日スコールのような雨がざーっと降る。

喜界島の自然と生き物たち

ヤモリが家の中にも外にもいて、
時々鳴いている。
AZUちん夫婦がその辺で獲って
滞在中のペットとして可愛がっている、
サキシマヒラタクワガタの「サキちゃん」。
ずーーーっとバナナにぴったりとくっついて
バナナの蜜(?)を吸っている。
こちらは同じく海で捕獲したペットの
ヤドカリの「ヤドちゃん」。
けっこう大きいヤドカリ。

その辺の海辺には、色んな形のヤドカリがとってもたくさんいる。
トイレの壁に貼ってある、
この宿を利用した親子からのお手紙。

女の子の文章の締めの
「本当に短い間お世話になって、ありがとうございます。」
の文章が気になりすぎて、
トイレに入る度に毎回全文読んでしまう。
宿のクーラーは3時間100円。
蒸し暑いのでクーラーをつけると幸せだ。

毎回、いつワンコインを入れるか入れないか悩みつつ、
入れたり入れなかったりするのであった。
お部屋も押入れも全て区切りが無い
オープンタイプになっている。
眠くなったら布団を敷いて、めいめい眠る。
なんか合宿みたい。

近所をお散歩していたら、
森の先に通り抜けられる小道を発見。
蝶々が飛んでいる。
喜界島には蝶が多いそうで、
周り一面に飛び交う蝶が見られる場所もあるそうだ。
見てみたかったけど、今は土砂崩れで通行禁止になっている様子。
小道を抜けると、海に出た。
広い珊瑚の磯が広がっている。
広く開けている。

タイドプールが青くて綺麗だった。

この場所は足場も良いので釣りがしやすそうだな。
覗き込んでみると、ユゴイの子供が泳いでいた。

たわわに実るパパイヤ。
こんなのがその辺に生えているのも南国感がある。
喜界島でしか作られない幻のみかん「花良治みかん」も
たくさんなっている。

宿に戻ったら、もらったという花良治みかんがあった。

普通のみかんより固くて酸っぱい。
食べる用というよりも香りづけにアクセントとして使うのが良さそう。

皮を絞るとシューっと噴き出す水分が多い。
マティーニの最後にふりかけるのも良いかも。
今日の夕食は、昨日の味噌汁の残りをカレーに仕立てたもの。

AZUちんとKENさん夫婦は料理家なので
得意のインドシナ料理を封印している旅行中といえども、
ぱぱっとアレンジ料理を作る手際の良さはさすがである。

このカレーは味噌汁のダシとトマト缶の酸味が効いていて
煮込みおかずとしても美味しくておかわりして食べてしまった。

食後、KENさんが釣りに行くついでに
「ヤドカリ、海に返しちゃっていい?」と、ヤドちゃんを持っていった。
まだ元気だし最終日に返すのでいいんじゃないかなと思ったけど
何か思うところがあったのかなあ?とか言ってたのですが。
戻ってきたKENさんは、
ヤドちゃんより更に大きなヤドカリを見つけて、
持って帰ってきたのであった。
ニューヤドちゃん。
かなりの大きさ。
食後、思い切ってワンコインを入れて
涼しい部屋でお昼寝した。

釣りやすい磯で釣ってみた

17時頃に目が覚めたけど、二人はまだ寝ていたので、
さっき見つけた磯に釣りに行ってみることにした。
磯の先端の方も平らなので立ちやすい。
ここで釣ってみる。

意外と深さもあるようで、
ウキ下を1メートルくらいとっても根がかりしなかった。
遠くに投げるよりも、意外と近場の方が釣れる。
魚が見えるところまで近くにたくさんいた。
釣れたのは、カサゴが2匹。

他に黄色い大きい魚がかかったけど、
逃がしてしまった。
逃がした魚は大きい。。

暗くなってきた頃に撤収して宿に戻った。
だいたい今でも19時近くまで明るい。

そうめんにゴマと、喜界島の唐辛子をかけて食べる。
唐辛子は、花良治みかんの風味が効いてさわやかな上に、しっかり辛い。
これは美味しい。
お土産にも買っていった。

花良治みかんを絞ってかけると
更にさわやか!

二人はそうめんを大量に持ってきていたけど
あれ全部消費できるのかな・・。
鶏肉と茄子とモリンガ煮。
これも美味しい―。
近所の人の家の花良治みかんを少しとっても良いと言われたらしいので、
外に出ていくつかちょうだいしてきた。
お土産に持っていく。

葉っぱがしっかりしていて、これも料理に使えそうだ。
近くの商店には「まんこい」が売っていなかったので
今夜の焼酎はメジャーな「喜界島」。

黒糖焼酎で「糖質ゼロ」ってどういうことなのか。
ゼロにされる黒糖の立場はどうなる。
宿に備え付けの食器類は、寄せ集め感満載。
こんなコップでワインや焼酎を飲まざるを得ない。

今夜の主な話題は
「昔の人の珊瑚の上の歩き方」
「水戸納豆早食い世界選手権」
「江戸時代の仮装大会」
など盛りだくさん。

まず「昔の人の珊瑚の上の歩き方」であるが、
珊瑚の上はかなりゴツゴツしていて、
手をついただけで切れて怪我をしてしまうので
靴なんてものが無かった昔の人は
一体どうやって珊瑚の上を歩いていたのだろうか?
という疑問が沸き上がった。

何度も歩いているうちに、だんだん足の裏が硬化して
珊瑚もへっちゃらな足に進化したのかも?とか。

そういえば今回私は沢登り用シューズを履いて釣り場に行ったのだけど
滑らなくてなかなか良かったなあと思い返した。
そういえば昔の沢登りには「わらじ」を履いていたらしく
今でも沢登り用として、山の店にはわらじが売られているのだ。
だから、わらじを履いていたのかも?

次に、KENさんがいつか参加したくて気になっているという
「水戸納豆早食い世界選手権」について。
「納豆早食い」で検索すると出てくるこの写真が色々面白すぎて
見ながらずっと笑える。

そして「江戸時代の仮装大会」。
テレビとかアニメとか無いので、
見たことがある物に仮装しようとすると、タコとか亀とかになるんだな。
この右端の頭の長い人は
一体何の仮装だろうか、謎。
衝撃的なタケノコの仮装。
なぜ、タケノコを選んだか・・。

そんな実になるようなならないような話をして笑い転げていたのだが、
これらの話の謎が、翌日明らかになるとは
この時はまだ思いもよらないのであった。

明日は朝5時の船に乗らなければならないので、
タクシーを4時に予約しておいて、
3時半に目覚ましをセットして眠った。

喜界島_5日目_奄美大島を周る修行のようなへとへと最終日

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喜界島_1日目_長い道のり
喜界島_2日目_夜光貝とユゴイ
喜界島_3日目_喜界島空港と海の様子
喜界島_4日目_南国の自然
喜界島_5日目_奄美大島を周る修行のようなへとへと最終日


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