へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

平成最後&令和最初のGW 佐渡島_3日目_2_佐渡金山で上級者向け山師ツアーに挑む


キャンプ場から1時間ほど車を走らせて、佐渡金山へやってきました。

受付で山師ツアーのチケットを購入。
さすが金山。金ピカのチケットだった。
ツアー開始14時の5分前に集合する。
参加者は我ら4人と若いお兄さん1人だった。
ガイドのお兄さんが迎えにきてくれて、金色の文字で「佐渡金山」と書かれた車に乗り込む。

一旦、着替える場所へ連れていかれて、ヘルメット、長靴、軍手、雨合羽などを借りて、着こむ。
まずは「無名異抗」。
江戸時代には佐渡特産の無明焼という焼き物の原料となる赤い岩石を採掘した場所。
その後、金鉱脈が発見されてから、金脈の採掘がされていた。

鍵がかかっている鉄格子の奥を入っていきます。
洞窟が続く。
ひんやりと寒い。

ちなみにフラッシュで明るく撮影されているけど、中は光が全くなく、真っ暗。
ヘッ電の明かりを元に進んでいきます。
二つに分かれた道。

洞窟内にはコウモリがいた。
触ると柔らかい・・!

壁にはキラキラ光る白い物がついていることがある。
金?もしくは銀か?!と思うのだけど、実際はカビなのだそうです。

朽ち果てているトロッコが残っていた。

この山師コースは、去年まで観光用として開放していなかったので、観光用に使うために整理されていない部分が多くて、そんなところがまた見ごたえがあって面白かった。
「無名異抗」を見学した後、車に乗ってもう一つの洞窟へ移動。

ヘルメットにカッパ姿の我々は、一般観光客からすると「何だあれ?」ってかんじの異様な光景だ。
こちらは「大切山坑」。

江戸初期の山師・味方与次右衛門が「この先に必ず金脈があるはずだ!」との信念で、14年もかけて400mの坑道を掘り進め、ついに大鉱脈を発見し大稼ぎをしたそうだ。
坑道の入り口の後ろを振り返ると、佐渡金山のシンボル「道遊の割戸」が見える。
金脈を夢中になって掘っているうちに山が割れてしまったというもの。人間の欲深さをよく表している。
さて、洞窟へ入ります。

入ってすぐの場所は天上が高い。
これは、採掘の様子を伺いに来る役人が馬に乗って見に来るため、高さを出したのだそうだ。岩はとても硬くて掘るのが大変なのに、そのためだけに無駄に高く掘らなければいけないなんて、本当にご苦労様なことだ。
見どころの平行坑道。
これは空気不足を防ぐために2本の平行坑道を同時に掘り進めて、途中で数ヶ所貫通させ空気を循環させたのだそうだ。
ちゃんと曲がらずに平行に掘れたんだろうか。

一番奥は、上に高く掘り進んでいた。この掘られている形に金脈があったということだ。

最初、説明を聞いてても「金脈ってどうやってわかるんだろう?」と不思議だったけど、説明を聞きつつ実物を見ているうちに、だんだん「これが金脈か」と見分けられるようになってきた。そうやって見るとお金の元がたくさん埋っているかんじで楽しい。
しかし今も残されている金脈は、そんなに含有量が無い場所だから掘られていないんだそうな。金目となる場所は掘りつくされてるはず。確かにね。
ずっとヘッドライトの明かりを元に進んでいったけど、途中で皆のライトを一斉に消してみて暗闇体験をした。少しでも明かりがあればだんだん目が慣れてきて見えるようになってくるのだけど、全く何の光も無い暗闇の場合、いつまで経っても慣れることはないのだそう。ということは洞穴の中に取り残されて、ライトの電池が切れてしまったら・・・。ああ、想像するだけで怖い。

そんなこんなで約2時間くらいかかっての山師ツアーとなりました。
1人2,400円て高いと思ったけど。ガイドさん付きで説明を聴きながら観ることができたのでよく理解できたし、何よりワイルドな洞窟探検ができたので値段だけの価値はあったと思う。
佐渡金山は世界遺産登録をめざしているところだそうで、もし登録されたらこの山師ツアーはもうできなくなる可能性が高いそうなので、なおさら今のうち見ておいて良かったかも。
そうなったら今回の体験がより価値が出てくるので、是非とも世界遺産に登録されてほしい。
最後にお土産屋さんを見ていく。
そしてお約束のように金箔ソフトを食べてみた。
味はまあ、普通のソフトクリームですね。

今日はお風呂は入らないということにして、スーパーに寄って買い物して、17時半になったら予約していたお寿司を取りに行って、キャンプ場へ戻った。
キャンプ場に戻ったらそれぞれが役割分担して夕食の準備をはじめる。
私は今日釣れた魚の捌き係。

小型ばかりですが。相方の釣ったメジナと真アジと、S尾さんが釣ったウミタナゴの3種盛り。
スパークリングワインとともにいただきます。

そして今日のメインはお寿司―。

しかし後になって冷静に考えてみたら、このネタは特に佐渡島産というわけではないような気がしてきた。なぜだか「お寿司!」に目がくらんで買ってしまったかんじ。

そしてアジに関しては、釣ったアジの方が新鮮なせいか、美味しかった!
味噌汁には目の前で採ってきたワカメを入れて。自給自足感。

おでんに入れそこねた大根が大量に残っていたので、片栗粉を混ぜて大根餅を作った。
その上にチーズをのせてバーナーで焼く。これもなかなかおつまみに良い。
キングでは笹団子が5個入り298円で売っていた。Sカさんがやたらと笹団子を食べたがっていたので買ったのだけど、とっても美味しい。焼くと特に香ばしくて美味しい。

後日、新潟市でお土産で売られていた笹団子は5個で800円くらいしたので、それを見た時には思わず「高い!」と言ってしまったけど。この値段が普通で、キングの草餅は相当お買い得だったといえる。もっとたくさん買っても良かったかも。

草団子をデザートとして食べて〆て寝る。22時くらいに就寝。
明日はゴルフだけど雨の予報。。

平成最後&令和最初のGW_4日目_1_ときの郷ゴルフクラブで回り放題
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1日目_一気に佐渡までやってきた
2日目_草取りウサギと禁止事項の多い温泉
3日目_1_赤亀と風島
3日目_2_佐渡金山で上級者向け山師ツアーに挑む
4日目_1_ときの郷ゴルフクラブで回り放題
4日目_2_平成最後の佐渡島の夜
5日目_1_本土へ戻る
5日目_2_新潟 古町ハシゴ酒
6日目_強風で飛びまくる背炙山キャンプ場
7日目_星野リゾートメローウッドゴルフクラブ


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