へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

深そうに話す深くないゴルフの話

先日、近所のラーメン屋に入って注文したものが出てくるのを待っていたら、他の席にいた4人組のお兄さんたちの話声が聞こえてきた。

4人組だけど話してるのはほぼ1人で、その一人がずーーっと語っているのは「ゴルフ」についてなので、つい聞いてしまう。「いやー、ゴルフは奥が深いよ」的なかんじに、ゴルフをやっていないと思われる他の3人に対して熱く語っている。しかし熱く語っている割には、どう聞いてもそのお兄さんはものすごーくゴルフが下手だ。

まず、スコアは140~150くらい。
何度もコース回っているぽいけど、そのくらいのスコアのようだ。

練習場では「打った球が前の打席の人に当たっちゃう」と言っている。
前の打席の人に当たるということは自分の真正面に球を飛ばすということだ。シャンクどころではなくて打った直後から真正面に飛ばなければ当てられないだろう。一体どんな風に打つとそっちの方向に飛ばせるのか不思議。

こんなものすごい下手くそレベルの話を、下手くそな笑い話として話ていないところがすごい。
普通によくゴルフに行く人が、ゴルフをやったことない人にゴルフの難しさを語っている風の語り口なんだけど、「どうしても100切れないんだよね。」くらいの雰囲気で言っているのだ。
現に他の3人は誰も笑って聞いているわけではない。ゴルフをやったことがなければ何が良いのか悪いのかわからないだろう。

いやー、でも初心者レベルの話を知らない人にでもあんまり知ったかぶりして話すのも色々よくないもんだね、とハタから見て思った。まあハタから聞いてるだけなら面白かったが。


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