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パリッとしないのが本場ドイツのソーセージ?!

「マツコの知らない世界」でソーセージ通の人が出ていて、冷蔵庫には常にシャウエッセンを欠かさないシャウ党の私としては、つい観てしまったのだけど。
ここで知った事実は個人的に衝撃的だったのだ。

日本人が「パリッ」としたソーセージが好きなのは、シャウエッセンがCMで「パリッ」という音を鳴らして皮のパリパリ感をアピールしたことに依るようなのだ。
あの美味しそうな「パリッ」とした音が鳴るソーセージ=美味しい本格的ソーセージ。という印象がめっきりついてしまっているけど、それはシャウエッセンを売る戦略だったようだ。そしてまんまとはまっている私。
(でも私はパリパリ感だけではなくて味が一番おいしいと思っているのだ。シャウエッセンに関しては)

そんなわけで日本人のほとんどは「パリッ」とした皮のソーセージこそ本場のソーセージだと思い込んでいるそうなのだ。

そして番組後半で出演者のオススメの本場ドイツのソーセージが紹介されたのだけど、それがなんと、全然パリパリ風ではなくて、白くてふにゃっとした見た目のソーセージだったのだ。
パリパリジューシーなソーセージが美味しいイメージの日本人としてはあんまり美味しそうには見えない見た目なのだけど。

しかーし。ここで思い出したのが、10年前くらいにドイツで食べたソーセージのことだ。
仕事関連で会社の人たちと一緒にカンヌに行った時、ドイツ経由だったため途中で乗り換えのため2時間くらい待ち時間があった。
乗り換えするのはフランクフルト空港!
これはもう、ドイツビールとフランクフルトソーセージを堪能しよう!すごく美味しいはずだ!
と、飛行場内のバーで、言葉がわからないながらもメニューをみつつ頑張って注文した。
ビールは何種類もあったので、「どれがポプピュラーですか?」
と聞いて、店員さんに「これだ」と指示してもらったものを手堅く注文。

そして出てきたのは、、
ビールは薄い黄色で、味はハチミツレモン!
甘い!アルコール分も薄そうで大ジョッキを飲んでもちっとも酔わない。
というかはっきり言っておいしくない。。。

更に、荒挽きジューシーで美味しいだろうと予想していたフランクフルトまでもが予想と違い、まるで魚肉ソーセージのようなソフトタイプで、更に味がまったくない!
魚肉ソーセージの方がよっぽど味がある、というほどの味の無さ。

改めて当時の写真を見てもやっぱりそんなかんじだ。

「これが本場の味なのかなあ??」と信じられない気持ちで飲み食いしていたのだが。
「まあ、空港の食事なんてそんなものなのかもね。」とか思って、本当のドイツソーセージはきっとバリバリジューシーなのだろう、という思いは捨てきれていないままだったのだけど。

今回、テレビでドイツのオススメだというソーセージの姿を見て、
「あれー!やっぱりドイツのソーセージはバリバリしていないのかも!」とようやく確信したのでした。

シャウエッセンみたいなソーセージはドイツ風ではなくて日本風ということなのかなあ?
これはもう、ドイツに行って実際に調査してくるしかないだろうか。


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