へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

沖縄2020年11月_3日目_3_長い坂道を歩いて燃えた首里城を見る


今夜の夕食はステーキを食べる予定だけど
その前に「お腹を空かせたいから歩きたい」というS尾さんの要望があったので
車をホテルの駐車場に置いてから、
歩いて首里城まで行くことにした。

ホテルから首里城までは3キロほどの道のりでちょっと距離があるけど
お腹を空かせることが目的なので頑張って歩く。

が、栄町市場近辺を過ぎたあたりから、ずーーーっと登り道で、
なかなか辛い道のりが続く。

たまに平地になって休める、ということもなく
ずーーーっと登り道。

「疲れたー。そろそろかな?」
と思ってもなかなか到着しない。

そしてようやく首里城公園に到着した。
しかーし。首里城は1年前に火災で焼けてしまっているのだ。
その後、復興が進められていて、
今月頭にようやく開園が再開して、敷地内を見ることができるようになったのだ。

正殿から遠いところにある門はかろうじて残っていた。

首里城は山の上にあって那覇の街を見下ろせる。
あの街からはるばる歩いて登ってきたのか・・。

この先から有料エリア。
もう建物は焼けつくして残っていないようだけど、
復興支援も兼ねて入場料を払って入ります。

ここが正殿があった場所。

すっかり片付けられていて何も残っていない。

屋根の上に乗っていた龍など、焼け残っていた残骸が並べてあった。

ふと海の方向を見ると、
空に穴が空いて天国から光が差しているようだった。

首里城の一番高い位置から見た風景。

こんなにほとんど焼けてしまったのだから、
復興まで相当時間がかかると思ったけど、
正殿を2026年までに完成させる予定だという。
6年後なら、また見にこれるではないか。

一通り首里城を見たので、夕食を食べるため国際通りに出たい。
ここからの道は下りなので楽ではあるけど、
距離はあるので歩き疲れた足にはちょっと辛いな。

モノレール首里駅も少し離れてるけど、
もう疲れたのでモノレールで牧志駅まで行くことにした。

モノレールはかなり下っていくようなかんじで、
ちょっとした山登りのような道を歩いて来たのだなあと実感する。


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