へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

東北ドライブキャンプ旅_2日目_天童ワイン~肉そば「一庵」~鼠ヶ関漁港

霧に包まれた朝の小竜湖キャンプ場

朝は5時頃に起床。
起きたら一面が霧で真っ白だった。
これはこれで幻想的なかんじ。
設置してあるベンチも
良い物置になって便利だし。

昨日は山形のワインを2本飲んだ。
朝食は持参したお餅。

お餅は焼くだけなのでキャンプでは便利だ。
ということを最近発見してからの定番アイテムとなりつつある。
キャンプ場の水は湧き水らしく、
炊事場のお水はずっと流れっ放し。
美味しいお水と評判らしい。
テントを張った裏の山の中にも
バンガローがいくつか建っているのだけど、
最近、熊が出たので使用禁止にしているのだ
と管理人のおじさんが言っていた。

え・・。
というか、テント張った場所もそんなに離れていないんだけど。。
大丈夫か??
本当は池のまわりを20分ほどで1周できるそうなのだけど、
途中の橋が壊れていて通行禁止になっていたので
1周するのは断念した。

それにしても良いキャンプ場だった。
温泉の近さも入れて、
歴代キャンプ場の中で1、2位を争う程のベストキャンプ場かもしれない。

来る前は、遠すぎるので、もう二度と来ないだろうと思っていたけど
もしかしたら、また来てしまうかもしれない
というほどに心地よいキャンプ場であった。

着物も溶かす?!強力な酸性の蔵王温泉

荷物を撤収したら、再び蔵王温泉に寄って行って朝風呂を浴びる。

今日は「下の湯」にしてみた。
写真は入らなかったもう一つの共同浴場「川原湯」。
「下の湯」の入り口には
こんな看板が。

「濡れたままのタオルを着物に掛けたりしますと、
やがて切れてしまいますのでご注意ください。」

って、どんだけ強い酸性なのだ!

確かに肌に染み入る感じで
お風呂あがりにはピーリング作用で肌がツルツルになった気がする。
昨日のお湯よりも透明なのは
朝だからなのか場所なのか?
昨日の「上の湯」のお湯はもっと乳白色だった。

でも硫黄成分満載のお湯は気持ち良い!
昨日より温度が低めだったので長く入っていられた。

温泉がとても良かったので、お土産屋さんで
この成分がボール状に固めてある湯の花を買っていった。

今日はこの後、次のキャンプ予定地である海の方面に向かってく。

その前に、お昼ご飯に名物の「肉そば」を食べようと
天童に寄っていくことにした。

相方が前に天童で食べて美味しかったという店を思い出そうとするが
その名前がなかなか思い出せない。。

天童市に差し掛かった頃はまだ10時くらいで、
まだお店も空いていないよなー、と思っていたところ、
「天童ワイン」の看板を見つけたので、
ちょっと寄っていくことにした。

天童ワインで大量の試飲三昧!

少し迷いつつ、天童ワインに到着。

高畠ワイナリーのような所を想像していたけど
ちょっと違ってこじんまりとしたワイナリーであった。

車を停めると、奥の建物がらおじさんが出てきて
出迎えてくれた。

というか、これは買うのが必須なパターンかもしれない。
おじさんに誘導されるままに
建物の2階に上がると、
そこには試飲コーナーしかなかった。

ずらっと並べられた天童ワイン。
もうこうなったら試飲するしかない。
そして買う!と腹を据えて試飲に臨む。

車を運転してきたところも目撃されてしまっているので
相方は我慢して見てるだけとなった。

「甘口と辛口とどちらが良いですか?」
と聞かれたので、
「辛口を」と言うと、
「じゃ、まず白のこちらから、、」
と、一番軽めのものからグラスに注いでくれた。

ワイングラスに4分の1くらいと、
そこそこちゃんとした量を注いでくれる。

一つを飲み干すと、
「では次はこちらを・・。
こちらは同じブドウの品種ですが、産地が違うんです」

と、次々とやはりちゃんとした量を注いでくれる。
「さっきのよりも少し味が濃いかも。産地が違うと違うんですね」
とか感想を言って、それも飲み干すと、

「では次はこちらを・・。
こちらも同じ品種ですが、ウイスキーと同じ樽で熟成させています」
「ちょっと濃いというか確かにウイスキーと似た味がするかも!」

なんてやり取りをしつつ、
毎回グラスにそこそこの量を注いでくれる。
そうして白は4種類を試飲した。

するとすかさず
では次は赤を・・。
こちらは〇〇のブドウで・・。」
と、引き続き赤ワインを注いでくれた。

さすがの私もちょっと酔いを感じてくる。

そんなこんなで結局、勧められるがままに
計7種類のワインを試飲したので、
グラス2、3杯分くらいの量のワインを飲んだかもしれない。

でも比べて飲むと味の違いがわかって面白い。
試飲した中で一番好みに近かった赤、白を1本づつ購入していった。
2本で計3,000円。

まあ、ワインならどーせ飲むし、
この怒涛の試飲体験も面白かったので良いか。

ついでに、肉そばの美味しいお店を聞いてみたら、
地図で説明しながら「一庵」というお店を教えてくれた。

「でもすごく並んでいるかもしれませんが、、
まあ行ってみてください」
とのことだった。

肉そば「一庵」に続くミラクルの連続

酔い心地で地図に従って一庵に行ってみると、
まだ開店前なのにホントに店の前には長蛇の列ができていた!
ひえー。

どうしよう。別の店を探そうか、
といつもなら諦めるのであるが。
昨日の喜多方ラーメンの失敗があるので
今回は並んででもここで食べてみるべきだろう、
ということになり、駐車場を探すために付近を車で探索してみた。

小さい道に入り込んでグネグネ進んでいると、
ふとコインランドリーの看板が目についた。
ちょうど、洗濯をしたいので
コインランドリーが無いかなー、と思っていたのだった。

「コインランドリー発見!あそこに駐車して
洗濯している間に並んで食べれば良いよ!」
そしてコインランドリーの洗濯機に洗濯物をつっこんで
40分間の待ち時間の間に「一庵」へ。
時間的にもちょうど良い。
「一庵」はコインランドリーからすぐの場所にあって、
しかも開店直後で並んでいたお客さんが一通り入店した後に
相席で空いていたところに座ることができたので
なんと待たずに入店することができたのだった。
肉そば。
野菜とゲソの天ぷら付きで750と安い。

すき焼きを薄くしたような味の甘めのスープで
これがとっても美味しい!!

いやー、これは並んで良かった。いや、並んでない。
諦めないでこの店にして良かった。
いますぐまた食べたい!と思う美味しさだった。

食べ終わってお店を出たらちょうど洗濯が終了していた
なんだかこの一連の流れは奇跡的なスムーズな流れであった。
昨日の失敗もここにつながっていたのだと思えば悪くない。

幸せにお腹も満ちたので海の方面を目指して進む。
高速は使わずに一般道で行ったのだが、
一般道とは思えないほどに高速道路のような道だった。
月山を抜けて進んで行く。

キャンプ候補地の八海山レクリエーション公園はアブの攻撃に撤退

14:30頃、
当初、本日の目的地にしていた
「八海山レクリエーション公園キャンプ場」に到着。

スキー場なのか?
何もない山の斜面がどーんとある不思議な場所。
辺鄙な場所かな?
と思っていたら意外にもファミリーテントがたくさん張ってあった。

ここでも良いのだけど、
しかし駐車場にものすごくたくさんのアブが飛んでいて
車の中にもバンバン入ってくるのがちょっと嫌で。

そして海や町から少し離れているので面倒かなー、
とも思えたので、
一旦海の方に出て、他の場所も検討してみることにした。

さっきのキャンプ場に近い三瀬海水浴所も
有料だけどキャンプができる。
そこでも良いかなー、と思ったけど、もう少し探してみる。

釣れるのか謎の由良フィッシングパーク

温泉がある由良海岸というところに来てみた。
小さな島に渡れる。
ここでキャンプはできないらしい。
島には「由良フィッシングパーク」というのがあって、
それは海上釣り堀であった。
びっしり釣ってるけど
でも釣れている雰囲気が無い。。
釣り堀で釣れないのもなあ。

由良ではイカの沖漬け300円を購入して
移動することに。
海岸線を南下していった。

今夜は鼠ヶ関漁港で夜釣り&車中泊

鼠ヶ関漁港が大きそうだったので
その辺りを見学してみる。
釣れそうな場所もあるし、
今夜はここで車中泊にでもするかー。
隣接する公園はBBQ可のようなので、
ここで火を焚いて夕食にする。
近くのスーパーで買ってきたサザエを焼く。

ちなみにこの辺に着いたのは夕方だったので
地の魚介類のお店は閉まってしまっていた。
道の駅で買った野菜類中心の
ヘルシーな食事で乾杯。
シャウエッセンはいつでもどこでも
キャンプのお助け定番アイテムだなー。
腹ごしらえをしたら
港の堤防で夜釣り。

けっこう人がたくさんいた。
家族連れの子供も多い。
釣れるのは小さい魚ばかり。
こんなミニミニ鯵とか。

ミニ鯵でも数がたくさん釣れれば良いんだけど
そんなに釣れないので、リリースした。

0時くらいまで釣りしてみたけど
小さいのしか釣れないままで眠くなったので
車の中で就寝。

本日は横に移動したかんじ。

昨日に比べると、約160kmほどと少な目だ。

東北ドライブキャンプ旅_3日目_鼠ヶ関~猪苗代湖~背炙り山キャンプ場

———————————–
東北ドライブキャンプ旅_1日目_喜多方~高畠~古龍湖~蔵王温泉
東北ドライブキャンプ旅_2日目_天童ワイン~肉そば「一庵」~鼠ヶ関漁港
東北ドライブキャンプ旅_3日目_鼠ヶ関~猪苗代湖~背炙り山キャンプ場
東北ドライブキャンプ旅_4日目_背炙山~那須塩原温泉


URL :
TRACKBACK URL :

Leave a reply

*
*
* (公開されません)

Return Top