へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

式根島2013_1日目

2_001東海汽船の甲板で迎える朝。
一つ目の島、大島に着いたことには気が付かず、
目が覚めると次の利島に着くところであった。
シーズンだからか、風が無いからか、
今回の利島行きは「条件付き出航」ではなかった。

そして新島を経て、目的の式根島に8時に到着。
人がいっぱいだ。
送迎の車にもぎゅうぎゅうに乗りこむ。

宿に着いても相変わらず、ぎゅうぎゅうなかんじで人がいっぱい。
玄関に帰り客の荷物が積まれている中を通りぬけて
広間に通されるも、しばらく放置されてどうしていいのやらわからない。
いや、放置というか大学生グループの中のキンタロウ似の女子が
宿の人に矢継ぎ早に質問し続けているので、
なかなか指示したりとかする暇がなさそうだ。
やっとこさ宿泊名簿を渡されるが、書く物を渡されない。
なんだかなあ、というかんじでしばらくそこにいたが、
よくわかんないので、着替えて、荷物は宿に置いて、海に出かけて行った。

宿の目の前にも海水浴場はあるのだが
今日は離れた中ノ浦海水浴場へ行ってみる。
離れているといっても式根島は小さいので歩いて30分ほどで着いてしまう。

島を歩いていく。
人がいっぱい来たとはいえ、それでもやっぱり人気が少ない。
のどかな道を歩く。夏っぽい。
2_002海が奇麗だった。
リアス式海岸なので波も少ない。
水も暖かくて気持ちがよい。
シュノーケルで泳ぐと熱帯魚が見れる。

たまーに、腕に「チクッ」と刺さるものがあったのだけど、
あれはクラゲなのだろうか。
少し腫れたけど、放っておいたらしばらくしたら跡形もなく消えたけど。
この「チクッ」というのがたまにあるのだけが難点だったが
海はとっても気持ちが良かった。
2_003パラソルを借りたおかげで
日に焼けずに済んだ。
パラソル、正解。

お昼ご飯は小さな海の家のカレーライス。
小さいカレーライスで少ないなあと思ったけど、まあこんなもんでしょ。
2_0043時頃まで海にいて、そのあとは歩いて温泉めぐり。
式根島には無料で入れる海沿いの温泉が3つあるのだ。

その一、地鉈温泉へ。
断崖の谷間を抜けて行くという
すごい所にある温泉だ。
2_005ほぼ海の場所に湧く、海中温泉。

2_006温泉を見たら、ちょっと「えー」というかんじであった。
色がこんなんで、
そしてフナムシがたくさんいて、
入るのに躊躇する。
人は誰もいなかったので余計に入りにくい。
昔は人がいっぱいいたような記憶があるんだけどな?

これ、入っても大丈夫なのか?
という雰囲気なんだけど、特に入るなとも書いてないし
むしろ入るべきなかんじなんだけど、
しばらく勇気がでなかった。
でも、タオルを入れて絞ったもので体を拭いたら気持ちが良かったので、
足だけ入れてみよう、と入れたら意外と入れたので、
思い切って全身つかってみたら、思いのほか気持ち良かった。
入ってしまったら、とてもいい温泉だった。
こうなったら何も気にならなくなって、しばらく温泉につかった。

温泉から出たら、なんだかさっぱりして、
ほんのりと体がホカホカした。
うん、なんだか良い温泉だ。
2_007二つ目の温泉。
これも海岸沿いの「足付温泉」
こちらも海から湧いている温泉。
岩場の中の水たまりのようなところにあって、
こちらのお湯は無色透明。
お湯の温度がけっこう熱くて、入るのに苦労したけど
入ってしまえばこちらも大丈夫。
熱いせいか他に人がいないので貸切だ。

少し離れたところにも同じ温泉が湧いていて、
そちらは海水が混じるのでもう少しぬるくて、
そっちには人がたくさんいてやや混みあっていた。

ちなみにさっきの地鉈温泉は「内科」に効くらしく
こちらの足付温泉は「外科」に効くらしい。
両方入れば何もかもに効くってことか。
このせいかどうかわからないけど、
この日の夜の睡眠はとっても良く寝ることができて
旅帰りにしては、元気に帰ってこれたのでした。
2_008そして最後に「松が下雅湯」。
ここが一番広くて設備がちゃんとしてるというかお風呂っぽい。
源泉は最初の地鉈温泉から引いているのだそうだ。

温度は調節しているので、入りやすいので
長く入っていられる。
2_009宿の夕食。

漁師宿だというので期待していたのだが、、、
期待とちょっと違ったので
早々に食べて、二次会へ移動。
2_010歩いて居酒屋「千漁」へ。

本日の地魚二種のお刺身。
あっさりしたお味。
2_011島焼酎「しきね」をロックで。
芋の濃いめ味で飲みごたえあり。
2_012明日葉てんぷら。
2_013ウツボの干物だそうだ。
かなり硬い。
カリカリに焼いた皮が美味しかった。
2_014魚を水だけで煮たという、めずらしい料理。
しかし水だけとは思えないほど、魚の味がしっかり出ている。
この魚は地魚の「たかべ」らしいのだが、
きっとこのたかべが美味しいのだと思う。
去年、大島で食べた時にも「たかべ」の塩焼きが
美味しかったという思い出がある。

この料理、自分で上手く作れるのかなあ?
やっぱり「たかべ」が良いのかなあ?

この料理を何煮といったか、名前を忘れてしまった。。
2_015〆に「づけ丼」。
大島で食べた「べっこう丼」とは違うものだった。
魚は美味しかったけどなぜかご飯が水分が足りないかんじなのは
さっきの旅館の夕食もしかりであった。
このご飯具合は式根島クオリティなのかどうか?

夜寝る前にも温泉に入ってこようかどうしようか迷ったけれども
面倒くさくなってきたし、明日、日が登る前に入ることを優先しよう
ということで、宿でシャワーだけ浴びて、寝た。


URL :
TRACKBACK URL :

Leave a reply

*
*
* (公開されません)

Return Top