へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

大島2017年9月_1日目_風の中ウロウロする一日


AM 5:00、伊豆大島岡田港に到着。まだ真っ暗。
雨が降っているので雨具を着て下船する。

二日酔いだし眠い。
そもそも寝たのが2時半くらいだったようなので
あまり寝ていないのだな。。

港に停めておいてもらっているレンタカーをピックアップして
まずはキャンプ場へ向かう。
雨は弱まってきたけど風が強い。
風が強すぎて釣りができる状況でもないし眠いので
とりあえずテントを張って寝ることにする。
炊事場で雨宿りしつつテントを用意して
3人で協力して一つづつ立てた。
一人で立てようとすると飛ばされて大変なので。
各自テントにこもる。
まずは朝ごはんのランチパックを食べてから、眠った。

風がビュービュー吹きまくる中、3時間くらい眠ってしまう。

9時過ぎくらいになると日が差してきてまぶしくなったので起きた。

風は多少は収まってきたけどまだ強いので
とりあえず車に乗って各堤防の様子を見てまわってみる。

キャンプ場の反対側の元町港は、
それほど風も強くなくて、波もあまりなかった。
島の風の強さは、場所によってけっこう違うのだ。
釣り人はちらほら。

その後、野田浜を見てみると、さすがに磯は風が強くて
波が打ち付けている。

そして岡田港に行ってみたら、けっこう釣り人がみっちりいた。
でも波が多少ある。
堤防の先端で釣りをしている人もいたけど、
いきなりざっぱーんと押し寄せた波で濡れていた。

港の手前の湾になった船着き場のところにもけっこう釣り人がいた。
風が強い時にはこういうところの方が安全安心だ。
しかし、こんな奥まったところまで魚が入ってくるのかなあ?
というのは疑問だけど、
大き目のカサゴを釣っていた人もいたので、いないことはなさそうだ。

その湾の高い堤防の上に上がって周りの様子を見ていたら、
ジェット船が出発していくところだった。
これからジェット噴射するのかなー、というところで
何やら躊躇している様子で、進まなくなった。
と思ったら、向きを変えてまた港に戻って接岸してしまった。

出発したものの、何かトラブルがあったのかな?
乗ったばかりの乗客たちもゾロゾロ降りてきていた。

まだ何もしていないけどお腹が空いてきたので、
お昼ご飯を食べることにする。
まだ10時くらいの気分だったけど、
気が付けば12時の音楽が防災無線で流れていた。

なんとなくラーメンが食べたい気分だと言うと
じゃあ、いよいよあの「さん娘ラーメンに行くか?!」
という話になった。

「さん娘ラーメン」とは、
元町の中心部のT磁路という目立つ場所にあるため
よく目にするラーメン屋なのだが、
「どさん娘ラーメン」の看板の「ど」が取れたままになっている。
そして一見廃屋のような崩壊具合の外装なのだけど、
ちゃんと定期的に暖簾が出たりひっこんだりするので
ちゃんと営業はしているようだ。
といっても中を覗いてみるとお客は入っていないし
中の様子もちょっと怪しい雰囲気だしで、
気になりつつも入る勇気が出ないお店なのだ。

元町で車を停められる場所に駐車して、辺りを歩いてみる。
もうひとつ、ラーメン屋を見つけたのだけど、
ごく普通のラーメン屋で、
伊豆大島でこのラーメン屋に入る意義はあるのだろうか?
と思われたので却下。

しかしそのラーメン屋の向いの「おふくろさん」という店は、
小さいけど色々な定食を食べられる店のようで
「べっこう丼」もあったので、そこにするか!
という話になった。
でも満員だったので、
不動産の広告を見たりしながらもう少し周辺を歩いてみる。

「さん娘ラーメンに行っちゃう・・?!」
と何度も言いつつ、やっぱり勇気は出なかった。

しばらくしてから「おふくろさん」に行ってみると
席は空いたのだけど、ご飯が無くなってしまったとのこと!
残念~。

もうこれは「さん娘ラーメン」に行けということか・・
と諦めかけたところで、一つお店が思い出された。
「雑魚や紀洋丸」!
そうか、そこなら良いかんじのランチが食べられるかもしれない。

ということで「雑魚や紀洋丸」へ。

順列組み合わせのようなかんじで各種定食のラインナップ。
3人で違うものを頼んでみることにした。

ちなみに一番気になっていた「あら煮定食」は、
あらが入手できなかったとかで本日は無いのだそうだー。残念。
私が注文した「雑魚丼」。
丼はいくつかの具の中から二種類を選ぶことができる。
べっこうと、カンパチをチョイス。
酢飯の具合がちょうど良かった。
こちらはKガイさんが注文した「べっこう丼」。
貝と、マリネと、たたき揚げが付く。
相方の注文した「雑魚定食」。
刺身3品に、煮魚、明日葉胡麻和え、たたき揚げ、サラダがつく。

サバの味噌煮は、やわらかくて美味しかったので
きっと大島産ではなくてノルウェー産とかだろうなー。
と思って聞いてみたら、やっぱり大島産のサバではなかった。

あのいつ釣ってもパサパサの大島のサバは
こんなにしっとり柔らかく煮えるはずがない。
食後、元町港を見に行ってみて、
そのままそこで少し釣りをすることにした。

港の右側は風が強かったので、左側で釣っていたけど、
右側の端っこで釣ってみたら、小さなイサキが釣れた。

途中で、地元のおじさんがすぐ横で釣りだして、
私が釣った小さなイサキを見て「それ、要らない?」というので
「要らないのであげます」と言って、あげた。
おじさんはブクブクを入れたバケツに、小さなイサキを入れた。
今は泳がせの餌用に小さなイサキを釣っているらしい。

そのうち地元の他のおじさんたちもやってきて
騒がしくなってきたので、左側に戻って釣る。

海の中をのぞくと、ハリセンボンが泳いでいるのが見えた。

そのうち、おとなしめの魚がかかったので、
てっきりハリセンボンかなー、と思って釣り上げてみたところ、、、
カワハギだった!
やったー。

しかもけっこう大きい。
ともかく食料が釣れると安心だ。
その他はたいした釣果が無いまま、日が暮れていく。
夕日がとても綺麗だった。
左手奥に見える船は、橘丸。
相方が釣った新規の魚。
フエフキダイですな。

18時くらいまで釣りをして、暗くなってきたら一度撤収して、
浜の湯温泉へ行った。
いつも焦りぎみに入っているけど今日は時間もあるのでゆっくりと入る。

浜の湯は、お土産屋さんで買える半額券の販売がなくなってしまったけど、
400円だったのが300円に値下がりした。
元町の酒屋でお酒を買って、キャンプ場へ戻る。
酒屋は19時までとのことでギリギリに買いに行けた。
今回持ってきた焚火台は、
一辺が15センチくらいのミニミニ焚火台なので、
シャウエッセンを6本のせるともう満杯。
そしてコロコロ転がってしまうので、
落ちないように気を付けて焼かなければならない。

しかし炭は3個しか使わない(入らない)ので
経済的ではある。

それにしてもなかなか炭が熱くならなくてなかなか焼けないので、
別途、ガスバーナーで茹でたお湯で茹でシャウエッセンも作って食べた。

シャウエッセンは焼いても茹でても美味い!
そしてもっとたくさん持ってくればよかったと思った。
少し火力が強くなってきたので、
手羽先はじわじわとちゃんと焼けてきた。

でも焼けるスピードに食欲が追い付かないので
これまた別途、茹で手羽先を作った。

水に手羽先を入れて、沸騰したところで火を止めて、
そのまま10分ほど置いてできあがり。

この茹で手羽先、やわらかくて美味しい!
塩でしか味付けしていないのに、
なぜか中華風の味がする気がするのが不思議。

今回はそのまま食べたけど、
中華風のタレをかけて食べても美味しいかも。
それにしても食欲が追い付かないので、
6Pチーズを食べながら手羽先が焼けるのを待つ。
食べたのはシャウエッセンと手羽先とチーズだけだけど、
ゆっくり食べているのでそこそこ満足できた。
でも、やっぱりシメがほしいので、
ご飯を炊くことにする。

炊事場のかまどで火をガンガンにおこして、
そこでご飯を炊いた。

強火というのが良いのか、
キャンプで炊くご飯は、水加減が多かろうと少なかろうと、
いつもとっても美味しいのである。
どんなに高い炊飯器でも太刀打ちできない美味しさ。
炊きあがったご飯にレトルトカレーをかけて食べた。

この、持ってきたレトルトの
「プロクオリティ・ビーフカレー」は、
具はほとんど入っていないのだけど、
ソース自体が思いのほかとても美味しかった。
ヘタなカレーの店のカレーよりも断然美味しい。
島とかキャンプに持参する定番カレーに認定しようと思う。

カレーを食べたらやっとお腹も落ち着いたので、
一旦眠って、夜釣りに備える。

時間はすでに21時半だけど、
0時には起きる予定。


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