へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

2021年GW_3日目_2_栃木和牛に惨敗し魚を見つめる夜


17時過ぎに仕事に出かけていたS尾さんが帰ってきた。
明日も朝から仕事に出かけるという。
なんだかこのキャンプ地が自宅のお父さんという感じになっているが。

じゃあ肉を焼いちゃいますか!
と言っていたところで、キャンプ場のオーナーさんが魚を持ってきてくれた。

ヤマメと、一匹イワナ。
キャンプ場の横を流れる川で釣ったらしい。
細い川なんだけど、そんなに釣れるのかしら。

しかし今は和牛がどーん!とあるので魚気分ではないのだけれども。
と、その時は思っていた。


では、鉄板を熱して、いきなりサーロインステーキを焼きます!


どっかーん。

イメージは鉄板でシェフが焼いてくれるステーキハウスです。


りつりんも気になる脂が焼ける香り。


レアのうちに、肉担当シェフN雲さんが切り分けてくれたものを、
「いただきまーす!」と、一同一気に食らいつく。

「美味しい・・・というか、脂が重い・・」

和牛の霜降り肉がこれほどまでにパンチ力があるとは初めて知った。
美味しいとか何とかいう前に、脂にやられる感じ。

40代、50代の中年の体にはこういう肉は重すぎるんだな。。
ということを初めて自覚した。
若者ならば平気なのかどうかは不明だけど。

一人分100グラムも無いはずなのに、皆なかなか箸が進まない。
ほんとに一口だけでお腹に打撃を与えてくるかんじ。

そして、こういう和牛はレアよりも良く焼いた方が良いということもわかった。
良く焼いて脂を出した方が食べられる。

本当にびっくりすすほどに食べ進むことが困難であった。
A5和牛サーロイン恐るべし。

よくお店でこういう肉が100グラム無いくらいの小さいパックで売っていたりして
「小さいなあ!」と思っていたけど、
いやあ、そのくらいの分量で十分なのかもしれない。

大人5人で肉一枚食べるだけですっかり疲れ果ててしまった。
感じたのは「敗北感」。

もう今後食べる肉は赤身がいいわ、とつくづく思った。

肉から出た脂が大量に鉄板に残っているので、
その脂を利用してガーリックチャーハンを作った。
ちょうど買っていたレタスを大量に入れる。
ほぼ1玉分入れたけど、それでやっと脂っぽさが薄まったかんじ。
いや、まだ薄まっていないほどかも。

チャーハンは美味しいけどやっぱり脂が強かった!
でもレタスのおかげがかなり効いていたので助かった。

りつりんにも少しだけ牛肉をおすそ分けしてあげました。
そのせいかどうか、りつりんもノックダウンして(?)早々に、ねんね。

肉1枚しか食べていないのに、もう何も食べられない状態になってしまった。
なぜか酒すら進まない。

こんな時にはちょうど良い、と
もらった魚を焼いてみた。

焼くのに時間がかかるけど、
特に何も食べたくない状態の今、
この魚が焼けるのを見つめるだけの時間がちょうどよかった。

S尾さんが「だんだん魚の口が空いてきた」とか言うのだけど、
本当かなあ?
貝じゃないんだし。

ヤマメは甘くておいしかった。
イワナはちょっと癖がある感じの野性味ある味。

牛肉に負けすぎたので今日は早めにテントに入って就寝。

ふと夜中の2時頃目を覚ますと、
N雲さんとSカさんの話し声が聞こえた。
まだ起きてるのかー。

私は気づかなかったけど、りつりんが起きてテントから出ていったそうで、
N雲さんが付いていってくれたところ、
りつりんはうんちをした後、寝ぼけ眼で違う方向へ帰って行こうとしたそうだ。
なんとか誘導してテントに戻してくれたそうだけど。
付いていってもらわなかったら迷子になるところだった。

後で聞いたところN雲さんはSカさんにつかまったけど
お湯を飲んでごまかしつつ付き合って起きていたそうだ。
2時半頃にはようやく寝たみたい。

そしてS尾さんは3時半には起きて仕事に行くのであった。


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