へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

釣魚料理_ボラとアイゴの刺身

2_005
2_001昨日、城ケ島で釣ってきたボラとアイゴを食べてみます。

現地で血抜きをして、氷でしっかり冷やしてきた。

アイゴは釣ってきた時よりも黒っぽくなっていた。
毒があるというトゲは現地で切り落としてきたけど、
まだちょっと残っていたので、残らず切り落とした。
2_002サクにした状態。
上がボラで、下がアイゴ。

ボラは臭いとか言われていたので覚悟していたのだが、
内臓を出してしまったら意外にも身は綺麗な白身であった。

右上のは珍味と言われるボラの「へそ」。
へそといっても喉にある、泥を浄化するための器官。
しかしホントにへそみたいだ。

アイゴも、見た目のグロさにも関わらず、
捌いてみるとかなーり綺麗な白身。
カワハギに似てる、つるつるとしたかんじの身。
鱗も無かった。
2_003ボラを切ってみた。
クセがありそうなので、ヅケにするつもりだったけど
なんだかかなり美味しそうなので、
ワサビ醤油につけて一切れ食べてみたら、
これが思いの他、全くクセが無い。

いや、クセが無いどころか、かなり美味しい!

上質な白身というかんじ。
クセは無いけど、旨みがある。

うーん。捨てようとしていたけど、
男の子の言う通り、持ち帰ってきて良かった。

今後もボラを釣ったら持って帰ろうと思う美味しさ。
というか、積極的に釣っても良いのではないかというほど。
2_004さて、アイゴの方はというと、
これまた更に透き通るような白さで
味も澄みきるような爽やかな味。

高級魚の刺身と言って出されたら
そうかー、と思うような味だ。

私の切り方のせいか、どうしても細長くなってしまうのだが・・。

これまで、刺身の美味しさって、切る技なのかと思っていたけど、
そうでもないのかもしれない。
こんな適当な切り方でも、かなり美味しい!
2_005これはもう日本酒だ!
と、いただき物の日本酒を空けて飲み始めてしまった。

下手な刺身を食べるよりも格段に美味しい。
贅沢だ。

何でも試してみないとわからないものだ。
釣った魚は今後、まずは一日置いて刺身で食べてみるべきだ、と思った。

先入観だけで「これは美味い」「これは不味い」とか言ってるのは、
本当の味がわからないんだなあー。
と、今までの自分を反省。
2_006飲みモードになってしまったので
引き続きのつまみは、式根島のタタキを揚げたもの。

これも良いつまみになるんだなー。
これはビールに合う。
2_007三崎の朝市で、二つで100円で売っていた
マグロの目玉を、オーブン焼きにしてみた。

塩コショウとハーブをかけて焼いただけなのだけど
とろっとろで美味しい!
食べられない部分を残して綺麗に平らげてしまった。
そして1目玉50円とするとかなり安いけど、安っぽくない濃厚な味だった。

あ、あと、ボラのへそも一緒に焼いたけど、
ショリショリした食感で美味しかった。
2_008ボラのべっこう丼(おやじ丼)。

最近何度も食べているので、うすうす気が付いてきたけど、
白身の魚は、たいていべっこう丼にしてみてハズレは無い。


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